2024年1月5日放送 22:00 - 22:45 NHK総合

NHKスペシャル
最新報告 能登半島地震 〜命の危機いまも〜

出演者
山内泉 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(NHKスペシャル)
最新報告 能登半島地震 〜命の危機いまも〜

能登半島地震を特集。マグニチュード7.6で日本海側で起きた過去最大級の地震だ。地震から4日経過しても揺れが収まってない状況だ。犠牲者の数は増え続けており、多くの人が安否不明のままだ。

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七尾市(石川)令和6年能登半島地震輪島市(石川)

地震発生から4日経過して被害は大きなものになっており、 亡くなった方は94人で安否がわからない方は222人になっている。そしてさらに多くの人が避難生活を強いられている状況だ。また地震によって道路が寸断されており、支援が行き届かなくて孤立しているところもある。門前町では賢明な救出活動が行われており、神崎さん夫婦の母親の救助活動の様子が伝えられた。

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令和6年能登半島地震門前町(石川)

甚大な被害が出ている今回の地震で被害を拡大させている要因は、短時間で地震が多発したことが挙げられる。ただ正確な全体像はまだ把握されておらず、それが支援を困難にしているのだという。また道路が寸断されていることから災害派遣チームの派遣も困難にしており、そうした中での医療チームの活動の様子が伝えられた。

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乙ケ崎(石川)令和6年能登半島地震門前町(石川)

ここからは名古屋大学教授の山岡耕春さんと社会部の加藤大和デスクと伝える。能登半島では地震の影響で土砂崩れや道路の陥没が相次いでおり、通行できないところが数多くあり、さらに港の隆起で船が港に接岸できないとも報告されているという。そのため孤立状態にある地区が多数ある状況で、自治体が把握しきれてないところもあると伝えた。また山岡耕春さんが日本海側でM7.6の地震が起きた背景について解説した。

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令和6年能登半島地震

2020年から2023年にかけて能登半島では地震が多発しており、西村卓也教授はGNSSというシステムで大地の動きを観察してきた。大地の異常が動きについて、地下の流体が関係しているのではないかと西村卓也教授は考えていると語った。そこで大地震のメカニズムについて解説された。また主な地震活動の地震回数などがグラフで伝えられた。

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GNSS令和6年能登半島地震

被災地のさらなる建物の被害に警鐘を鳴らす研究者がいる。森伸一郎特定教授は被災地に入って実態調査を行なっており、「地震が繰り返し起こると建物の持ちこたえられる強度が低下する」と語っている。今回の地震では耐震補強の重要性が改めて見えてきている。またスタジオでは災害関連死について話題になり、熊本地震では災害関連死が地震で直接亡くなった方の4倍になっていることが知られている。そのため、今後は持続的な支援体制が求められると加藤大和は語った。また今後気をつけることについて山岡耕春は「強い揺れに留意しながら復興や生活をしていく必要がある」と語った。

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GNSS令和6年能登半島地震平成28年熊本地震穴水町(石川)

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