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バイオリニストHIMARIはフィラデルフィア管弦楽団との舞台に上がった。HIMARIを偉大な音楽家に育てるため未来を託されたのは、数々の才能を導いてきた名バイオリニストだった。13歳から14歳のHIMARIを記録した。
HIMARIは4年前からカーティス音楽院で音楽を学んでいる。厳しい選抜試験の末に入学した世界中の神童たちの中で、HIMARIはいまだクラスで最年少。HIMARIの音はいつも皆を圧倒していた。HIMARIは2011年東京生まれ。バイオリニストの母のもと2歳でバイオリンを始めた。恩師の原田幸一郎は、出会った10歳の頃には技術的は完成されていたと話した。カーティス音楽院へ進学したいと言われ、原田は現在HIMARIの指導教官をしているアイダのもとにHIMARIの演奏の映像を送った。
バイオリニストのアイダ・カヴァフィアンは4歳でアメリカに移住し、26歳の若さでカーネギー・ホールデビュー。室内楽の名手で、小澤征爾や武満徹との親交が深かった。90年代からはカーティス音楽院で教鞭をとり、数々の才能を世に送り出してきた。室内楽は、偉大な音楽家を育てるためのアイダこだわりのレッスン。互いの音に耳を澄ませて互いの表現を高め合うことが音楽家としてのアイダの原点。HIMARIvはレッスンをきっかけに室内楽について考えるようになった。アイダは、素晴らしい共演者として育ってほしい、自分だけがステージに立っているかのように振る舞うソリストを私は好まないと話した。
2025年3月、HIMARIはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団tとの舞台に上がった。ベルリン・フィルにとって、13歳のソリストとの共演は約100年ぶり。注目度の高さに関わらず、アイダとHIMARIはヴィエニャフスキの難曲であるヴァイオリン協奏曲を選んだ。技術的な難しさを乗り越えたうえで、自分の音楽をどう奏でられるかが問われる。演奏を聞いた観客は、彼女の演奏を絶賛した。HIMARIは、ベルリン・フィルと演奏して後ろから迫ってきてる感があった、ソリストに立つにはエネルギーがないと無理だと実感したと話した。
アイダは、テクニックを問うのではなく叙情的な旋律が美しいブルッフのバイオリン協奏曲を新たな課題としてHIMARIに与えた。曲の世界を深く理解したうえで自らの感情をのせて表現することが問われる。練習時間が足りないので学校行事に参加したくないと言うHIMARIに、アイダは行ったほうがいい、バイオリンだけでなく人生には他のことも必要だと話した。アイダからHIMARIのことを聞いた弓職人セスに誘われ、HIMARIはセスが声をかけた耳の肥えた音楽ファンたちの前で演奏を披露した。アイダは、私の最大の責任は彼女をどう大人に育てていくか、音楽の世界において神童から偉大な音楽家になることは並大抵のことではないと話した。10歳でアイダと出会い、HIMARIは新たなステージにいた。
2025年12月、HIMARIはジュネーブでスイス・ロマンド管弦楽団との舞台に上がり、アイダと作り上げてきたブルッフのバイオリン協奏曲を演奏した。HIMARIは、アイダ先生に習えたことで人生が変わった、人と一緒に演奏することが大好きなので色んな指揮者やオーケストラと共演していけたらいいなと話した。アイダは、彼女が今のまま進めばとてつもない存在になるが先のことはわからない、これからの彼女の人間としての、音楽家としての成長にかかっていると話した。
エンディング映像。
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