アイダは、テクニックを問うのではなく叙情的な旋律が美しいブルッフのバイオリン協奏曲を新たな課題としてHIMARIに与えた。曲の世界を深く理解したうえで自らの感情をのせて表現することが問われる。練習時間が足りないので学校行事に参加したくないと言うHIMARIに、アイダは行ったほうがいい、バイオリンだけでなく人生には他のことも必要だと話した。アイダからHIMARIのことを聞いた弓職人セスに誘われ、HIMARIはセスが声をかけた耳の肥えた音楽ファンたちの前で演奏を披露した。アイダは、私の最大の責任は彼女をどう大人に育てていくか、音楽の世界において神童から偉大な音楽家になることは並大抵のことではないと話した。10歳でアイダと出会い、HIMARIは新たなステージにいた。
