- 出演者
- 檜山靖洋 片山智彦 八田知大 三條雅幸 伊藤海彦 副島萌生 近藤奈央 佐藤あゆみ
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
FRBはきのう・おととい金融政策決定会合を開催し0.25%の利上げを決定した。政策金利は5.25~5.5%の幅で22年ぶりの高水準である。先月の消費者物価指数は3.0%と2年3か月ぶりの低水準。FRB議長は年内あと2回利上げが必要になる考えを示唆した。
今年度の最低賃金の引き上げについてきのう、厚生労働省の審議会で大詰めの議論が行われたが、引き上げ額をめぐって労使の隔たりが埋まらず、明日に改めて会議を開いてとりまとめを目指すことになった。
来年秋に今の健康保険証を廃止してマイナンバーカードと一体化させる政府の方針について、自民党内でも廃止の時期を遅らせることも含めて見直すべきだという意見が強まっている。政府は、国民の不安の払拭が大前提だとしていて、対応を検討している。
日銀の大規模金融緩和策で低金利環境が続いており、住宅価格高騰で費用負担を抑えたい需要が高まっている。こうした中金融機関の間で変動金利の引き下げ競争が激化している。SBI新生銀行は0.42%から0.29%に引き下げる。ネット銀行の一部で0.2%台に設定していることからこれに対抗する狙いがあるとみられる。今月7月の変動金利の平均はメガバンク0.4%、ネット銀行で0.39%となっている。
きょうも全国的に気温が上がり、九州や近畿では最高気温が39度と危険な暑さが予想されている。冷房の適切な利用やこまめな水分補給を心がけ、熱中症への警戒を。
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- 熱中症
北朝鮮では、朝鮮戦争の休戦協定の締結から70年となる今日、国威発揚を図るため大規模な軍事パレードが行われるという見方が出ている。その場合、キム・ジョンウン総書記が、北朝鮮を訪れている中国とロシアの代表団とともに出席し、3か国の結束を誇示することでアメリカへの対抗姿勢を強調する可能性がある。
原発安全対策の費用負担について、経済産業省は脱炭素実現に貢献する投資と位置づけ、電気の小売り事業者も一部負担する仕組みを検討している。審議会の委員からは費用の妥当性を評価する仕組みなどが重要、安全対策で二酸化炭素が減るわけではないなどの意見が出た。
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日銀は、今日から2日間の日程で金融政策決定会合を開く。物価が日銀の想定より上振れて推移する中、いまの金融緩和策の効果と副作用を議論する見込みでどのような決定をするのか注目される。
刑務所や少年院が被害者・遺族の心情を聞き取り加害者に伝える新たな制度が12月から始まるのを前に全国の施設担当者を集めた研修会が都内で開かれた。研修会では犯罪被害者支援の団体の職員などが被害者に人として配慮し事務的に聞き取るのではなく心を寄せて理解しようとしてほしいなどと訴えた。法務省は今後各地でこうした研修を行うことにしている。
パリ五輪開幕まで1年となった26日、パリで記念式典が開かれた。IOCバッハ会長は「われわれはこれまでにないほどに力をひとつに合わせる必要がある」と述べ大会の意義を強調した。式典では大会への招待状が各国代表などに手渡された。
スポーツ庁などは大規模なスポーツ大会での運営組織の在り方について指針を策定し国内の競技団体にもガバナンスの強化を求めている。NHKが計33団体を対象に行ったアンケートでは、ガバナンス強化に向けた取り組みは不正行為を防止するコンプライアンスの強化が最も多く82%などとなった。日本陸上競技連盟では大会運営を担う新組織を立ち上げ弁護士・会計士のよる契約手続きのチェック体制を構築するなどとした。日本バドミントン協会は村井満氏が新会長に就任するなど体制を一新。理事10人のうち8人に外部人材を登用した。専門家は「競技団体のガバナンスの仕組みにおいても多様な視点が必要になってきた」などとした。
関東甲信越の気象情報を伝えた。