2023年8月16日放送 6:30 - 7:00 NHK総合

NHKニュース おはよう日本

出演者
檜山靖洋 八田知大 首藤奈知子 三條雅幸 副島萌生 近藤奈央 森田茉里恵 
(ニュース)
公明 山口代表 きょうから 東南アジア3か国 歴訪

公明党山口代表はきょうから9日間の日程で党関係議員らとともにフィリピンなど東南アジア3カ国を訪問する。現地ではマルコス大統領をはじめ各国政府要人や議会関係者などと会談を予定で日本とASEANとの有効協力関係がことし50年になるのをふまえ関係を深めたい考え。インドネシア首都のジャカルタにあるASEAN事務局を訪れ関係者と面会する他、日本の海上保安庁と連携を進めているフィリピン沿岸警備隊やベトナム技能実習生の送り出し機関なども視察予定。山口代表は今月末には中国も訪問予定で各国との関係強化や人的交流を促すことで岸田政権の外構を後押ししたい考え。

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おはBiz
日本経済 持続的成長のカギは?

きのう発表された今年4月~6月のGDP速報値。実質GDP成長率は前の3カ月と比べた伸び率が実質の年率換算で+6.0%と市場予想を上回る高い伸びだった。GDPの半分以上を占める個人消費。前の3カ月と比べて-0.5%と3期ぶりにマイナスとなった。中でも白物家電の販売減少で耐久財が-3.3%と大きな落ち込みとなった。また、食料品や日用品など非耐久財も-1.9%。物価上昇で消費者の節約志向が強まっていることを窺わせる結果となった。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの主席研究員は「今後GDPの動きを大きく左右するのは個人消費ということになる。実質の賃金が本当にプラスになってくれるかどうかが今後の景気の大きな流れを左右する」と指摘。

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三菱UFJリサーチ&コンサルティング国内総生産
中国経済 回復鈍化鮮明に

きのう中国の国家統計局は先月の主要な経済統計を発表。このうち工業生産は昨年同月比+3.7%だったが伸び率は前の月の4.4%から縮小。不動産の低迷が続くなど内需が振るわなかった事や輸出が現象した事などが主な要因。また、消費の動向を示す小売業の売上高は昨年同月比+2.5%。こちらも伸び率が前の月から縮小し景気回復の勢いの鈍化が鮮明になっている。

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国家統計局
プラスチック 燃やさずに再利用

大手製薬会社の工場。こちらで取り組んでいるのは薬を包装するシートの再生利用。この工場では製造の際に切れ端が出るため年間約101トンが廃棄されている。これまで焼却によるリサイクルをするしかなかった。その理由は素材にプラスチックとアルミニウムが使われていて分離するのが難しかったため。そこで新技術を導入した廃棄物処理の会社に協力してもらい素材へのリサイクルを始めた。機械に廃棄するシートを入れると高温でシートがかくはんされ分離する。どちらも新たな材料として販売できるようになった。これまでの焼却で出ていたCO2を約94%削減できるという。会社は「現状で処理している焼却よりははるかに高度な処理だと言える」と話す。製薬会社では廃棄シートの大半をこの方法でリサイクルする予定。室長は「新しい技術を用いて焼却処分するよりも素材をリサイクルする。より環境負荷の低減に至る技術・方法を選択しなければならないと思う」と話す。燃やさないリサイクルをより手軽に実現しようという会社もある。様々な原料が含まれるプラスチック製品を分離せず混ぜ合わせることで手間やコストを抑えて再生利用する。担当者は「プラスチックとプラスチックを混ぜているので一点物の模様が特徴」と話す。この技術の活用を始めた子供用品の大手メーカー。製造過程で出る廃棄プラスチックの再生を依頼。客に配布する記念品など様々な用途への活用を模索している。担当者は「取り組めてこなかった再生利用の広がりをこのプロダクトに感じる。環境配慮への取り組みのきっかけ作りになるのでは」と話した。薬の包装シートの取り組みは他の製薬会社との連携も予定されているとのこと。

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経済情報
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終戦から78年 全国戦没者追悼式

終戦から78年をむかえた15日、全国戦没者追悼式が日本武道館で開かれた。台風7号の影響で10の府県の遺族が参列を見合わせた。

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全国戦没者追悼式台風7号日本武道館
将棋「王位戦」 第4局始まる

将棋「王位戦」 第4局、藤井聡太七段と佐々木大地七段の対局が始まった。藤井七冠がタイトル防衛を果たすか、佐々木七段が1勝返すか、16日に結果が決まる見通し。

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佐々木大地嬉野(佐賀)王位藤井聡太
ウクライナの現実 日本語で 佐賀に避難の女性

ロシアによるウクライナ侵攻からまもなく1年半。出入国管理庁によると8日の時点で日本では2000人以上が避難生活を送っている。そのうちの1人、アンナ・ポジダイェヴァさんは去年佐賀市に避難し80人の市民を前に日本語でウクライナの現実を伝えた。アンナさんは夫と2人の娘と生活支援を受けながら暮らしている。キーウに住んでいたアンナさんが経営する美容サロンが入ったビルにはミサイルが直撃した。去年11月、先に娘を連れて避難。ことし4月には聴覚に障害があって国外避難を許された夫が来日し、家族が再会した。アンナさんは自分の体験を伝えたいと準備してきた。20年以上前に福岡の専門学校に留学した経験があるが、きれいな日本語を喋るのは簡単ではない。日本語講師の力も借りながら”ウクライナで起きたことは決して他人事ではない”という思いを込めた原稿を書き上げたという。アンナさんは「人生は1日1分で終わることがある。それは大事にしなきゃいけないなと思う」などと話した。

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キーウ(ウクライナ)佐賀市立図書館佐賀市(佐賀)佐賀県ユニセフ協会出入国在留管理庁福岡県
(経済情報)
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