- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 伊藤海彦 漆原輝 神子田章博 副島萌生 近藤奈央
オープニング映像と挨拶。
北茨城市に住む原発事故の被害者、齋藤宗一さんは処理水放出について「風評被害をどうやって乗り切るか」などと話した。齋藤さんは福島第一原発が立地する双葉町出身で9年前から北茨城市で暮らしている。当初の住宅は震災以降住めなくなったが先祖代々受け継いできた自宅や土地を誇りに思ってきた。しかし国は中間貯蔵施設の整備へ用地確保を進めていて、齋藤さんは苦渋の思いで利用を認めたという。齋藤さんは処理水の問題を解決して復興を前にすすめてほしいと考える一方、複雑な思いを抱いている。「検査をきちっとして本当に大丈夫だということを確認してもらいたい」などと語った。
内閣府の調査によるとスマートフォンを持っている高校生の割合は98%。一方で児童養護施設では69%となっている。関東の自立援助ホームで暮らす、高校2年生の岩橋さんはスマホがないためにクラスで疎外感を感じたという。理由を聞かれても本当のことを打ち明けられず、スマホを使う授業にも自分だけついていけなかった。施設で暮らす高校生は未成年のため、通信会社との契約には保証人が必要だが親を頼れない子どもも少なくなく、料金の支払いを含め施設に頼らざるを得ない。施設は国から支給される措置費で子どもたちの生活費をまかなっているが、スマホ代を負担することは難しいという。
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施設で暮らす高校生のスマホを支援しようという取り組みも始まっている。千葉県香取市にあるNPO法人は全国の児童養護施設で暮らす中高生にスマホを無償で貸し出し、料金も全額援助している。スマホがなく学校生活になじめなかった岩橋さんもこの取り組みでスマホを持つことができた。NPO法人の藤堂さんは「スマホがあることが前提で進んでいる。社会的養護にあるお子さんたちと社会一般の高校生と土台は一緒にして機会を保証していくことが大事」などと話した。
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スマホをレンタルするサービスも行われているが、NPOだけで全てを担うことは難しい状況となっている。これを受けてこども家庭庁は児童養護施設等で暮らす子どもたちがスマホを持てるよう財政措置を含む支援を検討している。その一方で経済的に恵まれないひとり親家庭の支援は課題となる。ICTの格差は社会全体に存在しているのが現状であり、文部科学省は小中学生にパソコンやタブレットを提供したものの、社会・経済的地位が高い子どもの割合が大きい学校はICT端末を毎日持ち帰って利用させている割合が大きいことが判明し、1人1台整備したとしても同じ教育は行われていないことが課題となっている。専門家は父が大卒の家庭に比べて父が大卒ではなかった家庭は大卒になる割合が全世代で見られるのが現状だと指摘し、全ての子どもの可能性を引き出すためには社会経済的に不利な子どもへの投資を行い、結果を出していくことが大切としている。
ラグビーワールドカップに向けて、福井市ではフォワードの選手のためのユニホームが作られている。他のポジションに比べてより頑丈なのがフォワードのユニホームの特徴であり、経編という技術が鍵なのだという。着心地が依然よりも良くなっているのが特徴で、裏地はひし形から六角形になり通気性も良くなった。寄付された古着のリサイクルが行われているのも特徴となっている。
6月下旬、東京渋谷に不登校経験のある中高生など20人余が集まった。選手権を行ったのは不登校新聞とTikTokの運営会社で、参加者は動画制作を学びそれぞれが伝えたいメッセージを作品にこめた。小中学生6人が制作した作品は、居場所を見つけた経験を表現している。今回352作品が投稿され、合計で1000万回以上再生された。動画を制作した樹さんは、自身の経験を役立てたいと選手権への参加を決めたという。極度の人見知りで、小中学校9年間不登校を経験した。周囲からの何気ない言葉に傷ついた体験や気持ちを動画を作ることにした。いまは自分にあう通信制の高校に通っている。この日樹さんは勇気を出して母親にインタビュー撮影をした。樹さんは、悩みながらも受け止めてくれていたので子供としては一番うれしいと話した。不登校で悩む親子を勇気づけたとして、特別賞を受賞した。
今年6月に開かれた上場企業の株主総会では女性取締役を登用する動きが広がったが、女性取締役を初めて登用した企業の間で経営トップの専任に対する賛成率が前の年より高くなるケースが多く見られたことがわかった。女性取締役がいなかった245社のうち115社が初めて女性取締役を登用。経営トップ選任への賛成率は去年の株主総会と比べ平均2.8ポイント上昇。女性取締役がいない企業では経営トップ選任の賛成率が平均6.2ポイント低下した。
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全国の主なスーパーの売り上げが、5か月連続で増加した。
株と為替の値動きを伝えた。
大谷翔平選手は23日の登板後、右ひじ靭帯損傷したとし、球団は投手として今季を終えると発表。大谷選手は次の試合に向け、ニューヨークへ向かい、指名打者として出場を続けるか注目されている。
世界ランキング36位の日本代表。チームを引っ張るのは渡邊雄太選手。2m6cmの長身ながら、高い技術を持ち、外からのシュートも得意としている。渡邊雄太選手は強い覚悟を持ってこの大会に挑んでいる。パリへの切符を勝ち取るために欠かせないのは高校時代から切磋琢磨してきた若い2人。1人は富永啓生選手。持ち味はスリーポイントシュート。富永選手のスリーポイントシュートを演出するのが若き司令塔・河村勇輝選手。2人のホットラインは日本の貴重な得点源となっている。河村選手は1m72cmと小柄だが、スピードが持ち味。きょうは1次ラウンド初戦で世界11位のドイツと対戦。