2026年11月7日放送 19:00 - 19:30 NHK総合

NHKニュース7

出演者
今井翔馬 森下絵理香 豊島実季 向笠康二郎 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像、今井翔馬と森下絵理香がオープニングの挨拶。

(ニュース)
“一夜で景色で真っ白に…”北日本 雪・風で大荒れ

北海道長万部町も一夜明けると真っ白に。雪をもたらすことになった強い冬型の気圧配置。北日本では非常に強い風も吹いて大荒れに。各地の最大瞬間風速はえりも岬で43.4m、山形県酒田市の飛島で31.4mを観測した。色づく葉に雪が積もった札幌市中心部。午後6時の積雪は深川市で21cm、札幌市で8cmなどとなっている。風と雪は東北でも強まった。秋田市では横殴りの風が吹き、あられのようなものが舞った。東北では今夜にかけて、北海道ではあす明け方にかけて暴風になる見込み。暴風や高波に警戒するとともに、大雪による交通への影響にも十分注意を。

新たな台風32号発生 1994年以来の多さに

きょう日本のはるか南で台風32号が発生した。年間の発生数としては32年前、1994年以来の多さ。気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけている。

“管理者が全情報にアクセス可能はリスク”

GMOインターネットグループのサービスが不正アクセスを受けた問題。被害に遭った40代の男性。FXの自動売買ができるサーバーで2つの口座を使っていたが、身に覚えのない取引が6分間に100回以上繰り返されるなどして約4,000万円の損失が出た。今回の問題では2年前子会社のセキュリティー企業からシステムのぜい弱性について指摘を受けていたことが分かっている。関係者への取材で指摘の具体的な内容が新たに分かった。「アクティブディレクトリ」という機能を通じて管理者がすべての利用者の情報にアクセスできる状況になっていて、不正アクセスを受ければ情報流出のリスクが高いと指摘していた。アクティブディレクトリをホテルに例えて解説した。

GMOインターネットグループをめぐる問題では管理者がすべての利用者の情報にアクセスできる状況になっていたことから管理者に与えられる権限が強く、制限を設けるべきだと指摘されていた。しかし十分な対策は行われず、管理者の権限が奪われた結果、今回の事態に至った。会社は緊急メンテナンスを4回行ったものの対策が十分ではなかったという認識を示している。専門家は「アクティブディレクトリは企業で広く使われている機能で、攻撃者に特に狙われやすい」としている。立命館大学・上原哲太郎教授は「GMOのサービスはそれぞれのコンピューターをもうちょっと独立した扱いにする方法がとれたはず。管理的なことをできる端末も限定しておくのが基本」などと話した。

冷え込んdな日中関係 現状は

東京・浅草の着物レンタル店。各国から観光客が訪れる中、中国人観光客は大幅に減っている。ことし9月までに中国から日本を訪れた人は去年の同じ時期と比べると半分以上減っている。去年11月7日、台湾有事をめぐり高市総理大臣が国会答弁で武力の行使を伴うものであれば存立危機事態になりうるという認識を示した。台湾を核心的利益と位置づける中国は反発。日中関係は冷え込んだ状況が続いている。関係悪化の影響は中国の若い世代にも。上海にある日本への留学希望者向けの高校。中国教育省が日本への留学について慎重に計画するよう呼びかける中、1年で10人ほどの生徒が退学した。

日本企業に大きな影響を及ぼしているレアアースなどの調達。中国政府は軍民両用の品目の輸出規制を強化。タングステンについては代表的な原料の日本への輸出がことし1月以降ゼロに。日中の企業間の取引は伸びている。ことしは9月までの輸出入の総額が17%増えた。中国への投資に慎重な姿勢を取る企業もあるがAIやロボット関連の需要を取り込む動きが活発。日立製作所は上半期の中国事業の売上が去年の同じ時期より22%増えた。データセンターに接続する総配電網の設備の受注などが好調。資生堂は中国の医療機関と連携して毛髪を再生する技術の開発を進めるとしている。

中国との関係改善については、日本政府内では「依然時間がかかる」という見方が多くある。今月中旬にはAPEC・アジア太平洋経済協力会議の首脳会議が中国で開かれ、高市総理大臣も出席する方向だが、習近平国家主席との首脳会談の見通しは立っていない。高市首相は「中国は重要な隣国。共通の課題については意思疎通を図って国益を守るための対話を進めて建設的かつ安定的な関係を構築していく」などと述べた。政府は中国側の出方を慎重に見極め、今後の国際会議の機会などを通じて対話の糸口を探る。

訃報 中山律子さん死去84歳 ボウリングブームをけん引

1969年に女子プロの1期生としてデビューしたプロボウラーの中山律子さん。よくとしにはパーフェクトゲームを達成した。テレビコマーシャルにも出演するなど“さわやか律子さん”の愛称で人気を集めて、1960年代後半~70年代のボウリングブームをけん引した。あれから約半世紀。東京・渋谷区のボウリング場ではきょうも多くの人たちが仲間たちとのひとときを過ごしていた。中山さんの出身地、鹿児島でも「素敵だなと思う。フォームがきれい」などの声が聞かれた。中山さんは2004年から日本プロボウリング協会の会長も務め、2017年には殿堂入り。日本プロボウリング協会によると、病気療養中だったが、きょう亡くなったという。84歳だった。

学園祭シーズン 物価高の波が…

11月に入り、各地の大学で学園祭のシーズンを迎えている。こうした催しにも物価高の波が及んでいる。東京・新宿区の大学の学園祭でホットドッグを売る屋台。想定よりもソーセージの値段が高く、原価率が8割ほどになったという。「利益がなかなかでない薄利多売という感じ。でも一生に一度しかない舞台、もうけは二の次でもいい」と話した。別のサークルでも肉の仕入れ値が2年前と比べて2倍以上に上がっていた。このサークルでは食材を保管する発泡スチロールや氷はアルバイト先の飲食店を頼ることで費用を抑えたという。運営側も対策を強いられている。一部の屋外ステージでは照明の数を減らし、より安くレンタルできるものに切り替えた。協賛企業の獲得にも力を入れている。提供を受けた車を使ってステージの音響機材に電力を供給することで、仮説電源の費用を削減できたという。学園祭を運営する学生団体・大伴旺弘さんは「減らせるものを減らして、金をかけるところにかける積み重ねで、今後も持続的な学園祭が運営できるのではないか」と話した。今回の学園祭では準備に苦労も。アルバイトがあり事前準備の人が少なかったという。物価高は学生の日常生活にも影響していて、全国大学生活協同組合連合会が去年行った調査では、1人暮らしの大学生の1か月の支出は平均で13万8020円。10年前より2万410円増えている。学生たちを応援する取り組みも。秋田大学ではきのうまでの3日間、普段より500円ほど値下げされて定食が100円で提供された。100円定食は昨年度、秋田市に寄付されたふるさと納税を活用。

MVPか最悪の人選か中間選挙後 初の主要幹部交代

女性初の大統領首席補佐官を務めてきたスーザン・ワイルズ氏。これまでトランプ政権を舞台裏で支えてきた。トランプ大統領がフロリダの邸宅でイランへの攻撃を見守る際にはワイルズ氏の姿も。大統領首席補佐官は、政府内の調整や議会対応、大統領のスケジュール管理などを担う側近中の側近。その側近を退任させることに。トランプ大統領は、中間選挙での大敗が理由ではなく、ただその時期だったと述べ、選挙結果との関係を否定した。次の首席補佐官は、スティーブン・ミラー氏。1期目のトランプ政権で上級顧問を務め、トランプ氏のスピーチライターでもあった。ミラー氏は特に移民政策に強硬な姿勢で知られ、メキシコとの国境の壁の建設や滞在資格を持たない移民の送還などを推進してきた。アメリカメディアは、トランプ大統領に最も長く仕えている忠実な側近のひとりなどと伝えている。就任発表を受け、ミラー氏はSNSに「大統領を支えるため、魂を込めて闘い、この壮大な共和国を守り抜く」と投稿。「これ以上ないほど最悪な人選」(民衆党上院トップ・シューマー院内総務)。「悪性の腫瘍のように絶やされるべき、きょうにも解任せよ」(民主党下院トップ・ジェフリーズ院内総務)。強い表現でミラー氏を非難するのは中間選挙で大勝した野党民主党。アメリカの有力紙「ニューヨーク・タイムズ」は、「強いイデオロギーを持ち、最も力のある政策スタッフのミラー氏の重用は、方針転換ではなく、大統領の政策路線をさらに推し進めることになる」と伝えている。今回の人事を受け、政策路線を見直すのか、従来路線の推進かが注目される。

介護現場のカスハラ対策 その“難しさ”は

先月から全ての事業者にカスハラ対策が義務付けられたが、介護の現場では難しい対応を迫られていて、厚生労働省は具体的な対策について検討を始めた。ケアマネージャーの女性が利用者の家族から受けた電話の音声記録。要介護度の判定を巡って強い不満をぶつけられていた。ケアマネージャーらで作る団体「日本介護支援専門員協会」の調査によると、「過去1年間にカスハラを受けた経験がある」と答えたケアマネージャーは約38%。このうち、「利用者の主な介護者・家族など」によるハラスメントが最も多く、ハラスメントを受けた約8割が精神的な不調を感じたとしている。介護を担う人材をどう守るのか。取材に応じたケアマネージャーが所属する事業所では、職員の心身の安全確保のため利用者側との電話のやりとりは全て録音している。必要な場合は、行政や医療機関などとの連携も徹底しているというが、ハラスメントなのか判断しにくいケースもあるという。介護サービス事業者の運営基準では、正当な理由なくサービス提供を拒んではならないとされていて、事業者側からは理由の明確化を求める声もあがっている。こうした中、厚生労働省は、利用者や家族からの迷惑行為で、事業者が介護サービスの提供の継続が難しいと判断する際の基準や対応方法などを具体的に示す検討を始めた。今後、専門家の意見などを踏まえ、具体的な内容をまとめることにしている。淑徳大学・結城康博教授は「特段の理由で利用者と事業者の(間に)ハラスメントがあった場合、国・市町村は介入する責務があると明確にしていくことが求められる」と説明した。

速報JTの資産 追加でロシア企業管理下に

ロシア・プーチン大統領は6日、JT(日本たばこ産業)がロシア国内に保有する資産を、追加で一時的にロシア企業の管理下に置く大統領令に署名した。追加で一時的に管理下に置くとされたのは、ロシア国内にある関連会社ペレスラブリたばこの株式など3つの会社の資産。JT関連のロシア国内の資産を巡っては5日、プーチン大統領が4つの生産拠点を一時的にロシア企業の管理下に置く大統領令に署名し、日本側が抗議すると共に、直ちに撤回するよう求めていた。

秋篠宮ご夫妻「全国育樹祭」に出席

秋篠宮ご夫妻は、緑を守り育てる大切さを呼びかける全国育樹祭に出席するため、きょう、和歌山県を訪問された。会場には15年前の全国植樹祭で上皇ご夫妻が植えられた紀州備長炭の原木となるウバメガシなどが大きく育っていて、秋篠宮ご夫妻は枝を切るなど手入れされた。あすは白浜町で開かれる全国育樹祭の式典に出席される。

(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。きょうは立冬。午後6時現在、札幌で8cm、旭川で7cmの積雪。

(エンディング)
エンディング

キャスターは「きょうは立冬。暦の上では冬。あすはコートが必要なくらい冷え込みそう」などとコメントした。

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