2023年7月1日放送 5:40 - 5:50 NHK総合

NHK映像ファイル あの人に会いたい
松本零士(漫画家)

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(オープニング)
オープニング

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(NHK映像ファイル あの人に会いたい)
松本零士(漫画家)

松本零士は宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999など数多くの作品が国内外で人気を博した。福岡県久留米市出身の松本さんは、昭和13年に7人兄弟のちょうど真ん中の次男として生まれた漫画を描き始めたのは初学生の頃。そのきっかけは担任の先生が学級図書館を作る際に漫画の本を入れてくれたという。その中にSF漫画が沢山あったという。すっかり漫画に夢中になったというが、自分でも墨汁と絵の具をつかて漫画を描いたが同級生の間で評判に。もう一つ、松本少年が夢中になったものは宇宙生物だった。高校卒業後にプロの漫画家を目指し蒸気機関車で上京した。本郷で暮らしていたというが、最初に手掛けたのは少女漫画。生活のために描いていたが、松本は何もせずに30歳になってしまったと生前語っていた。石にかじりついてもマンガ家として成功してみせると結実し、生まれた作品が男おいどん。33歳で始め、主人公は四畳半の月宿に住む青年で、毎日がうまく行かず夜間高校も休学。それでも信念をもって生きる様子を描いた。松本さんの日常を投影した自伝的な漫画。この作品で松本さんは、談社出版文化賞を受賞。人気漫画家の仲間入りをした。昭和48年には戦場まんがシリーズを手掛けた。影響を与えたのは陸軍のパイロットの父親。終戦後に幼い松本さんは父に戦争をしてはいけないと言ったという。戦争のむごさや翻弄される兵士の悲哀を描いた松本さん。父の言葉を片時も忘れることはなかったという。

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父の言葉は松本さんの作品に共通するテーマとなった。大ブームになった宇宙戦艦大和やキャプテンハーロックはアニメ化された。アニメーションの制作にも関わることは松本さんの長年の夢だった。同時期にもう一つの代表作に銀河鉄道999。初年と謎の美女が宇宙を旅する物語。この作品は熱烈なファンを生んでTVアニメや映画は空前の大ヒットに。線路脇のそばで育った少年時代が999の発想の源にあるという。1970年代から80年代のアニメブームを牽引した松本さん。その作品は海外でも高く評価された。また日本宇宙少年団の理事長を務めた。85年の生涯だった。

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(エンディング)
エンディング

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