2023年7月7日放送 16:05 - 16:56 NHK総合

NHK特集
「熱戦!隠岐 徹夜相撲」

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(オープニング)
オープニング

20年に1度の島根県 隠岐島 水若酢神社の相撲大会の様子が紹介された。隠岐古典相撲では観客が応援のために力士に塩を振りかける。相撲大会は30時間近く行われる。

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島根県水若酢神社隠岐島
熱戦!隠岐 徹夜相撲
熱戦!隠岐 徹夜相撲

隠岐島にはかつて後鳥羽上皇や後醍醐天皇などが流された。人口は3万人ほどで漁業を中心に畜産・観光で生活している。一部の家の軒下には奉納相撲の勝ち力士に与えられる杉の柱がかけられている。この柱を手にすることは力士にとって名誉であり、この相撲大会を柱相撲とも呼んでいる。水若酢神社は1000年の歴史があり、島根県では出雲大社に次ぐ格式を誇っている。水若酢神社は20年ごとに屋根の吹き替えをするしきたりを守っており、屋根の完成を祝って親善奉納相撲が行われる。相撲大会は座元と寄方に別れて戦い、座元を五箇村、残りの6町村が寄方を務める。大会2か月前の9月15日、五箇村の地区代表が力士を選出するために集まり、議論の結果、宮本智幸さんが大関に選ばれた。宮本さんは29歳独身で身長170cm 80kg。国体で島根県代表に選ばれたこともある。一方で強すぎる宮本さんに見合う相手がいなければ大関を辞退しなければならないとのこと。

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五箇村(島根)出雲大社後醍醐天皇後鳥羽上皇水若酢神社隠岐島

座元選考会から2日後、寄方の6町村が力士選考会を開いた。選考会は冒頭から座元大関、宮本さんの相手選びでどの町村も候補を挙げようとしなかった。会議では番外大関の候補者から最も強い力士を正大関に挙げることになった。午前0時過ぎ、慎重178cm体重70kgの池田晃さんが寄方の正大関に決まった。池田さんは村の工務店に務める建築士で、相撲を始めて4年である。

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都万村(島根)

大会まで1か月となり2人の大関も決まる中、杉の木の切り出しも始まっている。土俵の東西南北の柱としても使われることから、樹齢は100年以上で形が美しいものが選ばれる。個人の山から切り出され、大会の賞品として柱を寄付することも名誉なこととなっている。座元正大関となった宮本さん、寄方正大関となった池田さんも稽古に力を入れる様子を見せていて、それぞれが家族に支えられる様子も見られた。そして、水若酢神社では新しい屋根も完成する様子も見られる。

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国賀海岸水若酢神社隠岐(島根)

11月3日午前9時、水若酢神社本殿屋根葺き替え奉納相撲大会が始まる。大会はまず子どもによる取り組みから始まり、大関たちは水若酢神社を目指して町を練り歩く。島中の300人の力士が競う。呼び出しはそれぞれ地元の名物男が買って出る。座元・寄方双方から塩が撒かれる。この大会で使われる塩は1000kgだという。隠岐では同じ力士が2度相撲を取り、1番目に勝った力士は2番目に相手に勝ちを譲るしきたりとなっている。2番目の相撲を地元では人情相撲と呼ばれている。人情相撲では相手を立てて上手に負けるのが大切である。午前0時、雨が降り始めたが誰も帰ろうとはしない。深夜になり誰かが5人勝ち抜くまで続けられる5人勝ち抜き戦が行われる。両大関は近くの陣宿という宿舎で出番を待つ。夜が明け取り組みは300番を超えた。

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水若酢神社隠岐古典相撲

2日目の午後2時、30時間超の大会の最後を飾る大関の出陣の時が来た。大関は土俵に上がる前に水若酢神社に参拝した。この日池田晃と宮本智幸に男の絆が生まれ、隠岐徹夜相撲が終わった。

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水若酢神社隠岐古典相撲
(エンディング)
エンディング

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