26日の天皇陛下は特別区のシティ・オブ・ロンドンに招待された。君主を出迎えるということで、シティの代表もローブに三角帽といった装い。晩餐会での陛下のスピーチはここが世界金融の中心地であることを意識した内容だった。お金にまつわる個人的な思い出も。社交界で大人たちとの公務をこなされる一方、2時間前ほどに訪れたV&A子ども博物館では子どもたちと触れ合った。22日から始まった天皇皇后両陛下の英国訪問も残すところ2日となった。今晩や明日も予定もあるが、皇室と英国王室との公式日程はバッキンガム宮殿に赴いてのお別れのあいさつが最後となる。車止めの前で長い事4人で話しこまれていた。今回の訪問はもともとエリザベス女王から国賓として招待されたものだった。しかし、新型コロナで延期となり、その間に女王もお亡くなりになった。留学中は女王が運転する車に乗せてもらったり、バーベキューに招待されることもあったそう。この後、陛下はエリザベス女王の御膳に花を手向けにいかれる。