2023年11月9日放送 22:00 - 22:45 NHK総合

NHK MUSIC SPECIAL
福山雅治〜時を超えるギター〜

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(オープニング)
今回は...

福山雅治がアコースティックギターの世界的メーカーを訪問し、職人たちの伝統とプライドに触れる。

キーワード
ペンシルベニア州(アメリカ)マーティン
(NHK MUSIC SPECIAL)
福山雅治 時を超えるギター

福山雅治は1940年製のヴィンテージギター「D-45」を所有していて、製造数は91本とされる。音色を響かせると違和感を覚え、福山は「もっと良い音のポテンシャルを持ってる」と話す。フルリペアしてレコーディングで使いたいと、ペンシルベニア州にあるマーティンにD-45が運ばれた。精密検査で、補強のためにつけられたと考えられるプレートを剥がし、仕上げていくことに。10月、福山雅治はナザレスのC.F.マーティンを訪問。年間約10万本のギターが作られていて、ギター職人は約300人にのぼる。熟練工のChris Adamcik氏は「僕より長生きしてほしいと思いながら作っている。ギターを手にした人がギターよりも長く生き続けるような音楽を作ってくれることを願っている」と語った。

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D-45ナザレス(アメリカ)マーティン東京国際空港

入社25年のMike Hess氏はギター職人だった祖父、父を持ち、弟さんは人事部で働いている。父のMilt氏からは「計測は2度、切るのは1度」と言い聞かせられ、最初にしっかりとした確認が大切だと意味しているという。福山は2006年に開設されたギターのミュージアムを訪問。アメリカのポピュラーミュージックの歴史に触れることができる。1833年、ギター職人だったクリスチャン・フレデリック・マーティンはドイツからアメリカへ渡り、ニューヨークに楽器店を開いた。だが、1980年代、電子楽器が主流となり、アコースティックギターの生産台数は低迷。92年、エリック・クラプトンが音楽番組でマーティンを手にライブを行い、ファンに衝撃を与えた。福山は後世のアーティストたちがマーティンのギターと出会い、素晴らしい音楽を生み出し続けるだろうと予感した。

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福山は歌手デビューから5年後、音楽活動を休止。その頃、マーティンのギターと出会い、「Heart」のフレーズを生み出した。同曲とともに音楽活動を再開させた。マーティンの訪問で、福山はD-45と再会を果たした。生まれ変わったサウンドを味わいたいと、スタジオスペースへ。福山は「生で聞く音とマイクを通す音は全然違うんです」と話す。ギターに新たな生命を吹き込んでくれた職人たちに福山は感謝し、「この宝物を次の世代に引き継いでいきたいと思います」と語った。さらに福山は現会長のクリスチャン・フレデリック・マーティン4世と対面。創業者の6代目の子孫にあたる。会長は特別なギターを見せてくれた。

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D-45Heartナザレス(アメリカ)マーティン

創業者のクリスチャン・フレデリック・マーティンは故郷であるドイツに似た風土を気に入り、ナザレスへ移住した。音楽産業が盛んで、腕の良い職人も多くいたという。1859年に設立されたギター工場は1964年まで稼働し、工場は今もその姿を残している。福山が所有するD-45が生誕した場所でもあり、感慨にふけっていた。そして、福山はクリスチャン・フレデリック・マーティンが初めて楽器店をオープンしたニューヨークのハドソンストリートにも足を運んだ。D-45に導かれた旅を通して、福山は職人たちのプライド、情熱に触れ、「ギターの音をこれからの未来に受け継いでいきたい」などと語った。

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クリスチャン・フレデリック・マーティン1世ナザレス(アメリカ)ニューヨーク(アメリカ)マーティン
Heart/福山雅治

福山雅治が「Heart」を披露した。

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Heart
福山雅治 時を超えるギター

福山雅治は歌い終えた後もギターを弾き続け、「リペアっていう概念を超え、新たに進化したっていう感じ」と語った。

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D-45
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

(番組宣伝)
the Covers

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