2025年3月31日放送 0:55 - 1:50 日本テレビ

NNNドキュメント’25
「光が照らす場所 見えない日々のその先に…」

出演者
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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

光が照らす場所 見えない日々のその先に…

青森にあるデイサービスみんなの架け橋には人生の途中で光を失った人たちが集まる。

キーワード
みんなの架け橋青森市(青森)
光が照らす場所 見えない日々のその先に…
デイサービス みんなの架け橋

目の見えない人が集まるデイサービスみんなの架け橋では、4名のスタッフが入浴の解除や食事提供などを行っている。葵和子さんは白内障を患い、今ではほとんど見えなくなった。施設を切り盛りする幸子さんは葵和子さんにりんごの皮むきをお願いした。幼い頃からりんごを身近に感じながら育った葵和子さんは、剥く感覚を手が覚えていた。葵和子さんは毎日自分から手伝いを探していた。クニ子さんは折り鶴を折り続け、折り鶴の名人になった。今では千羽鶴として仲間のために折ることもある。幸子さんは27年前に点字図書館のボランティアがきっかけで目の見えない人に出会った。その後青森県視覚障がい者情報センターの職員として採用され、より深く接するうちに仕事へのやりがいを感じた。2015年にみんなの架け橋を開設した。葵和子さんは和菓子屋店に嫁いだが、徐々に目が見えなくなりお店に立つことができなくなった。

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みんなの架け橋りんご弘前市りんご公園白内障青森市(青森)青森県視覚障がい者情報センター
中途失明者の心のケア

中途失明者の心のケアに取り組んできた山田医師は、視覚に障がいのある外来受診者を対象にアンケート調査を行なった。目が見えなくなり死んでしまおうと考えた人は56.2%にのぼった。山田医師は見えなくなった人達の声に耳を傾け、技術だけでは生きられず精神的なサポートが必要だと感じた。山田医師は中途失明者のための支援センターを31年前に立ち上げた。音声を頼りにしたパソコンの使い方を学べるだけでなく、同じ境遇の仲間と悩みを共有できる。幸子さんは耳が聞こえないパートナーの正宏さんと暮らしている。おととし冬、折り鶴の名人だったクニ子さんが脳梗塞になった。大事には至らずまた架け橋に来ることができたが聞き手の左手が思うように動かせなくなった。

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みんなの架け橋大石正夫新潟市(新潟)新潟県保健衛生センター脳梗塞障害者自立支援センターオアシス
2024年4月

2024年4月、みんなの架け橋ではみんなで桜を見に行った。葵和子さんは週に1度コーラス教室に通っている。葵和子さんは架け橋で手伝うことで少しでも役に立ちたい、他の人の笑顔を感じられるように生きてみたいと話した。しばらく鶴を折るのをやめていたクニ子さんは、久しぶりに鶴を折ることができた。施設でみんなにお菓子を配っていたみのりさんが2023年11月に亡くなった。

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みんなの架け橋
2024年12月

2024年12月、青森は大雪に見舞われた。クニ子さんは体調を崩した夫のそばにいるため架け橋を休んでいた。幸子さんは最近通い始めた直美さんにクニ子さんが作った鶴で千羽鶴を作ってもらった。久しぶりにクニ子さんが架け橋に来たとき、千羽鶴を渡した。脳梗塞になってから2年が経ち、クニ子さんは小さな鶴も折れるようになった。脳梗塞の後遺症でうまく歌えなかった歌も上達していた。

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みんなの架け橋脳梗塞青森市(青森)
ことし1月

ことし1月、みんなの架け橋では最年長の青子さんが95歳の誕生日を迎えた。靴下と笑顔を集めた写真が貼られたボードが贈られた。みんなで喫茶店を訪れ楽しいひと時を過ごした。

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みんなの架け橋
(エンディング)
次回予告

次回予告。

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