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(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
コーナーオープニング
先月小学校で絵本の読み聞かせがあった。息子と過ごした葛藤の日々。
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- 石狩市立花川南小学校石狩市(北海道)
ぼくのにぃに 絵本で伝える愛情
ぼくのにぃに 絵本で伝える愛情
北海道石狩市、庄司隼人さんはてんかん発作や発達の遅れが見られる。妹の陽菜さん、弟の晴さんがいて、隼人さんはにぃにと呼ばれている。隼人さんは右半身が麻痺していて、立って歩くことはできない。13前に生まれた隼人さんは体が痙攣を繰り返すようになった。結節性硬化症は脳や臓器などに良性の腫瘍ができる遺伝子の異変で、数万人に1人が発症する。
母あいかさんは絵本を自費出版した。隼人さんのために書いた絵本はこれまでに10冊。絵本は家族の希望にも繋がったと父圭佑さんは話す。あいかさんは我が子への愛情を絵本に込めた。障害があっても大切なお兄さん、陽菜さんは絵本で気付かされた。
あいかさんは2年前、NPOを立ち上げ障害児施設や学校などに絵本を届けている。重症心身障がい児福祉施設Haccii 808にはあいかさんがクラウドファンディングで贈った絵本が並んでいた。碧月くんは症例の少ない遺伝子の疾患が見つかり、体がほとんど動かせなくなった。
去年11月30日、あいかさんは初めて読み聞かせのイベントを開いた。イベントは大成功しオンラインを含めて200人が参加した。隼人さんのために書いた絵本は多くの人の心を動かしている。
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この春、隼人さんは中学2年生になる。生まれてすぐいつどうなるか分からないと言われた隼人さんは家族や周りの支えで穏やかな時間を過ごしている。あいかさんは今日も絵本を書くという。
(エンディング)
次回予告
NNNドキュメント’25の次回予告。