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オープニング映像。
万博で輝いたのは世界中の誇りであり、世界最貧国のブルンジ共和国をサポートするために選ばれたのははちみつであった。184日間の成功の裏には沢山の約束があった。
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- 2025年日本国際博覧会はちみつ
大阪・吹田市にあるラパンはフードロスを出さないことにこだわっている。ラパンを営む久保夫妻はある日にブルンジ共和国から電話で万博に出展するのに手伝ってほしいと依頼された。ブルンジ共和国は内戦が続き経済た停滞する世界最貧国の一つと言われている。ブルンジ共和国の外貨を稼ぐ手段はコーヒーとはちみつで、万博では29の國と地域が集まる共同パビリオンであるコモンズAに出展することになっている。久保夫妻はブルンジブースの目玉として生地にはちみつを使ったカヌレパフェを作ることにし、試作を繰り返していた。3月13日、万博開幕31日前、久保夫妻はデジレたちと対面したが言葉の壁から思うように交渉は進まずに終わった。3月31日、デジレではなく息子・スティリーがラパンに訪れ、カヌレパフェの試食を行った。またスティリーは開幕にはブルンジのはちみつは間に合わないなどと伝えていた。
4月13日、大阪・関西万博が開幕し、久保夫妻はブルンジブースでカヌレパフェを提供し、コモンズAで唯一飲食可能なブースなため長蛇の列が出来ていた。5月15日・開幕33日目、久保夫妻考案のカヌレパフェはSNSを中心に話題となり万博でも屈指の人気商品となっていた。5月26日・開幕44日目、万博総来場者数は500万人を突破し、翌日にブルンジブースでは漸くブルンジ産のはちみつでのカヌレパフェの提供を開始していた。最長9時間待ちとなっていたイタリア館では日本初公開の「ファルネーゼのアトラス」など国宝級の芸術が展示された。7月14日・開幕93日、「アトランティックコード」を本国へ返すこととなり、代わりのスケッチが搬入され、貯蔵する図書館のスタッフが来日して展示作業を行った。イタリア感のマリオ政府代表はイタリアにとって経済的にアジアがとても大事な地域であるのだなどと伝えた。
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- 2025年日本国際博覧会アトランティックコードアメリカパビリオンイタリアパビリオン also hosting the Holy Seeインドパビリオンキリストの復活コモンズAファルネーゼのアトラスフランスパビリオンミケランジェロ・ブオナローティヨルダンパビリオンレオナルド・ダ・ヴィンチ中国パビリオン
大阪・関西万博では展示の裏側で外交や商談が行われている。7月、イタリアのマッテオ・サルヴィーニ副首相が世界最長となる吊橋建設計画をプレゼンした。イタリアと日本の企業によるイタリアへの投資は総額3090億円となっている。9月26日・開幕167日目、ブルンジブースではパフェの販売は終了し、運営を巡るトラブルが発生していた。
大阪・関西万博のブルンジブースでは長蛇の列が出来るたびにコモンズAの運営担当者から注意を受け、対応に追われたデジレはスタッフを裏で毎日のように叱責してしまっていた。9月26日・開幕167日目、ブルンジブースでは行列対策としてパフェの販売を終了した。9月、一般来場者数は2000万人を突破した。イタリア館のボランティアであるマリアは日本の大学で日本文化を学んでいる。マリアは世界を悲観していたが万博を通して未来をちょっとだけ信じられるようになったのだと明かした。久保夫妻はパフェを売り続けたい気持ちをデジレに伝えられておらず、コーヒーをより多く売ることでブルンジの生産者に多く還元できると切り替えていたのだと明かした。デジレは久保夫妻はパフェ販売を中止した翌日にも同じように働いてくれたプロフェッショナルで、駆使して壊れた台車のように久保夫妻との関係は壊れたりしないなどと告げた。
10月13日・開幕184日目の大阪・関西万博は閉幕日を迎えていた。久保夫妻は最終日もパフェを売りたいと言い出せずにいた。大阪・関西万博の期間中一般来場者数は2557万8986人となった。ブルンジブースではギリギリまで営業しようとして注意されるも、久保夫妻はコーヒーをより売りたいデジレに協力し、閉館後には警備員や会場スタッフにパフェを振る舞っていた。マリアは日本語の勉強に励む日々に戻り、2年後に横浜の園芸博で働くことを目標にしていた。久保夫妻はラパンにてカヌレパフェの販売を続けることにし、久保夫妻はデジレに依頼されたからこそご縁もいただけて感謝は本当にしており、依頼を受けてよかったなどと語った。
次回予告。
