- 出演者
- 藤田大介 杉野真実
オープニング映像。
政治資金規正法の改正を巡り、自民党と公明党は政策活動費の使い道の公開の方法などについて最終調整を続けている。自民党と公明党の両党はきょうも朝から、政党から議員個人に支出され使い道を公開する義務がない政策活動費の公開の方法などについて協議した。自民党は、政党が議員個人に支出する際に10種類程度の項目と金額を公開する案を主張しているのに対し、公明党は政策活動費を受け取った側の議員個人が明細書を作ることを求めていて、公開の方法をめぐり合意には至っていない。パーティー券の購入者の公開基準については、現在の20万円超から引き下げることでは一致しているものの、いくらにするかで折り合っておらず、具体的な金額を示さないまま合意することも検討されている。両党はきょう夕方、再び実務者協議を行い、まとまれば幹事長会談を開いて与党案を正式に決定したい考えだ。
フィギュアスケート・宇野昌磨選手が現役引退を発表した。宇野選手は、オリンピック・世界選手権でメダルを獲得するなど、第一線で活躍した。「素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝している」とコメントした。今月14日に会見を行う予定だ。
厚生労働省が発表した毎月勤労統計3月分の速報値によると、1人当たりの3月の給与は平均30万1193円で、前の年の同じ月と比べ0.6%増え、27か月連続の増加だった。物価の変動を反映させた実質賃金は前の年の同じ月と比べ2.5%減少し、過去最長の24か月連続で前の年を下回っている。厚労省は「基本給の増加が続いているのは良い傾向なので、物価と賃金の上昇の状況を引き続き注視したい」としている。
実質賃金の動向について、渡邊は、エコノミストなどに取材すると、好調な賃上げがデータに反映されるのには少し時間がかかるため、夏から秋にかけて実質賃金がプラスに転じる見方が大勢だが、懸念材料となるのが歴史的な円安で、円安により物価高がさらに進んでしまえば、賃上げ効果に水を差し、実質賃金がプラスになる時期は遅れる可能性もあるなどとし、そうなると消費が減り、企業の利益も減るので、賃上げをさらにする余力もなくなってしまうというリスクもあるなどと話した。
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東京・汐留の映像を背景に、関東の天気予報を伝えた。
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