- 出演者
- 横溝直輝 吉村崇(平成ノブシコブシ) 山本倖千恵 嶺百花
オープニング映像。RACING LABO SUPER GT+KYOJOは毎週土曜日深夜24時から放送。KYOJO CUPは女性だけのカーレース。
- キーワード
- KYOJO CUP(2025年)
SUPER GTは高性能のスポーツカーをベースとしたレーシングカーで争うツーリングカーレース。最大の特徴は国内3メーカー3車種15台が競うGT500クラスと、世界の12車種28台で競うGT300クラスの2つのクラスが混走すること。レース中のドライバー交代や給油・ タイヤ交換も勝負の鍵を握る。
年間全8戦。その開幕戦となった岡山国際サーキットは雨に見舞われ、クラッシュやコースアウト、マシンの接触が続き、まさに大荒れの展開に。各チームのピット戦略でレースはさらにヒートアップ。GT500で勝利をもぎ取ったのは、去年のチャンピオンauGRスープラ。GT300の勝者はレオン AMG。
SUPER GT 第2戦は富士スピードウェイで開催。GWに行われた第2戦の観客数は8万2500人。
2人はキーパー・セルモ GRスープラのピットへ。GRすーぷら は550馬力以上を発生する世界最速・最強のGTマシンで、前日の公式予選でポールポジションを獲得した主役の1台。ドアを持った吉村は「カバンだったらそのまま出かけられるくらい重くない。」などと話した。2時間を超えるレースを2人以上のドライバーで戦うSUPER GTでは、素早いドライバー交代が必須となる。キーパースープラはこの後の決勝で500クラスを制した。
2人は初音ミク AMGへ。監督を務めるのは元F1ドライバーの片山右京。SUPER GTではレース中、最低1回のピットインが義務となっており、迅速なタイヤ交換が勝敗のカギを握る。吉村は本番さながらのタイヤ交換に挑戦。
「RACING LABO SUPER GT+KYOJO」の番組宣伝。
吉村がGTマシンのタイヤ交換に挑戦。目標タイムは15秒だが、結果は54秒だった。
- キーワード
- SUPER GT 2025
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富士スピードウェイのイベント広場では、グルメも充実している。特に人気なのがイワシのダシ粉をふりかけた静岡のご当地グルメ「富士宮焼きそば」。富士スピードウェイホテルでは、モータースポーツミュージアムが併設されたホテルの3階のサーキットが一望出来るテラス席で「富士山クリームソーダ」が食べられる。
富士スピードウェイで行われるもう一つの注目レースがKYOJO CUP。女性レーシングドライバー限定のレースで、2017年に誕生した。昨季には最大37人のレーサーがエントリーするまでに成長した。今年からKYOJOにはフォーミュラマシンが導入された。吉村がフォーミュラマシンを体験した。
去年のシリーズチャンピオン・斎藤愛未。夫は、SUPER GT2連覇の坪井翔。現在もSUPER GTで活躍する織戸学の娘・織戸茉彩。高校卒業式当日にスポーツカーを納車した佐々木藍咲。斎藤は、KYOJOレーサーの中で誰にも負けないところを聞かれ、食べ物への愛と答え、ハンバーガーは最低3個食べ、最高6個食べたことがあるなどと話した。斎藤は去年、6戦中4勝。ことしから新たにフォーミュラマシンが導入される。2024年のシリーズ3位の下野璃央は、5年前から別のレースでフォーミュラマシンに乗っていて、KYOJOレーサーの中で経験値が抜きん出ている。開幕前の走行テストでは、ライバルたちが慣れないフォーミュラに苦戦する中圧倒的な速さを見せつけた。下野は大阪で、2年前からパーソナルジムに通って、フィジカルの強化に取り組んでいる。11歳の時に行ったレンタルカートをきっかけにレースにのめり込んだ。レース前には、ネイルをするのがルーティーン。
5月10日、今季のKYOJO CUPが開幕。ここから年間5戦、富士スピードウェイでレースが行われる。予選では、下野が圧倒的な走りで最速タイムを叩き出し、ポールポジションをゲット。斎藤は、12位と大きく出遅れた。最終予選を兼ねた10周だけのレース「スプリントレース」は、翌日の決勝のグリッド順を決める開幕戦。スタートから下野が大きくリード。3位の翁長実希が2位のバートンを捉え、2位に浮上。平川と佐藤もバートンを抜き、3位と4位に浮上。12位からスタートの斎藤は9位まで浮上するも、残り4周でスピンし、大きく順位を落とした。下野がスタートから首位を独走し、そのままゴール。KYOJOでは初めて行われたスプリントで勝利した。翌日の決勝のポールポジションをゲットした。
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