- 出演者
- 内藤俊太郎 深澤朝香
衆議院では今日から、政府4演説に対する各党の代表質問が行われる。立憲・野田代表は「米トランプ大統領との向き合い方」「学校給食無償化」などを、維新・前原共同代表は「高校授業料の無償化」「現役世代の社会保険料引き下げ」などを、自民・森山幹事長は「中小企業の賃上げの実現」「成長分野における付加価値の創出」などをそれぞれ聞く予定。
政府は今年3月に開催される核兵器禁止条約の締約国会議に自民党、公明党の議員を派遣する方向で調整を進めている。核兵器禁止条約の第3回締約国会議は今年3月、米国・ニューヨークで開催されるが、政府は今回もオブザーバー参加は見送る方針。一方、政府は核兵器のない世界の実現に向けて会議でどのような議論がなされたか日本側も把握した上で今後の取り組みに生かすことが重要だとして、自民公明両党の議員を派遣する方向で進めている。与党幹部は自公の議員が現地で議論を見てくることはとても大事だと強調。
政府は今年3月に開催される核兵器禁止条約の締約国会議に自民党、公明党の議員を派遣する方向で調整を進めている。被爆者からは落胆の声が聞かれた。日本被団協・箕牧智之代表委員は「総理官邸に行ってオブザーバー参加をお願いしたが、明快な答えはなかった」、広島県被団協・佐久間邦彦理事長は「被爆国としての自覚はない。被団協がノーベル平和賞を受賞したのは、国際的に知られている。日本政府はくみとり、核兵器禁止条約締約国会議に参加する方向性を示す必要がある」と語った。
米国・トランプ大統領は25日、記者団に対し、ガザの再建に向けて周辺のアラブ諸国に避難民の受け入れを求める考えを明らかにした。人数は「150万人規模」で、受け入れ期間は「一時的かもしれないし、長期間になるかもしれない」と話している。トランプ大統領は、25日にヨルダン・アブドラ国王との電話会談で避難民の受け入れを要請。26日には、エジプト・シシ大統領にも要請を行うということで、周辺諸国がトランプ大統領の呼びかけにどのように対応するか注目される。
米国のトランプ大統領は25日、ネバダ州で行った演説の中で「WHO(世界保健機関)への米国の拠出金が年間5億ドル(約780億円)にのぼるのに、中国はわずか3900万ドル(約60億円)しか出していない」と批判した。そのうえで、第1次政権で脱退を表明した際のWHOとの交渉とみられるやり取りを持ち出し「彼らは5億から3900万への減額を提示して復帰を求めたが私は断った。またそれを検討するかもしれないが分からない」と述べ、拠出金が大幅に減額されれば脱退を見直す可能性をちらつかせた形。こうした中、向こう1年間の内政や外交の方針を示す大統領の施政方針演説について、ジョンソン下院議長はトランプ大統領に対し、3月4日に行いたいとの意向を伝えた。
京都・伏見稲荷大社で行われた王将戦七番勝負の第2局。4連覇を目指す藤井聡太七冠に永瀬拓矢九段が挑戦。第1局は藤井が逆転勝ち。第2局でも藤井が勝利。
文化財防火デーのきのう奈良の世界遺産法隆寺で防火訓練が行われた。76年前、当時世界最高の木造建築だった法隆寺の国宝金堂が火事が発生し、重要文化財の壁画が焼損した。これをきっかけに文化財保護法が制定。1月26日が文化財防火デーに定められ、毎年この日に全国の寺院などで防火訓練が行われている。法隆寺・古谷正覚管長は「火災が起きた収蔵庫を見てもらい、改めて文化財の大切さ、火災などの災害の恐ろしさを知ってもらえれば」と語った。訓練には僧侶や地元の消防団らが参加し、スプリンクラーの動作確認や消防車の一斉放水などが行われた。
4月開幕の大阪・関西万博。日本政府が出展する「日本館」の内覧会が行われた。テーマは「循環」でエリアは3つ。会場内のゴミから水やメタンガスを生み出す取り組みなどが行われる。建設に使われる木材の半分は万博終了後に歳利用予定。
卓球全日本選手権女子シングルス決勝:早田ひな4−0張本美和。去年のパリ五輪女子団体銀メダルを獲得した早田ひなと張本美和が決勝戦で対戦。早田が3大会連続、4度目の優勝。
卓球全日本選手権男子シングルス準決勝:松島輝空4−1張本智和。17歳の松島が日本のエースを破る大金星を挙げた。決勝:松島輝空4−1篠塚大登(パリ五輪代表)。松島が見事初優勝を果たした。
静岡の名産品「村山ニンジン」。これを作り続けている富士宮市村山地区の農家・鈴木昌知さん。名称は、1950年ごろから村山で多く栽培されたことに由来。この地区は富士山の火山灰土などあり根菜類の栽培に適している。一時は生産者が鈴木さん1人だけになったが、JAなどの協力により今では7軒の農家が栽培。同じ村山地区で国産ハムやソーセージを作っている野澤さんは、村山ニンジンを材料に使ったハム・ソーセージを開発・販売。
新潟市アグリパークで行われた雪だるまコンテスト。着色に使われたのは、商品にならなかった野菜で作られた絵の具。子供たちに農業について考えてもらう狙い。
大分・別府市にある標高1300mの鶴見岳の上では、毎年恒例の「大寒がまん大会」が開催された。今年は全国から集まった11歳〜71歳までのチャレンジャー46人が参加。マイナス5度という気温の中、氷の器に入ったかき氷の早食いや氷柱しがみ付き競争など、体を張って寒さと戦う姿に会場から歓声が上がっていた。
石川・金沢市では冬の風物詩「氷室の仕込み」が行われた。江戸時代、加賀藩では「氷室」と呼ばれる小屋に貯蔵した雪を徳川家に献上していたことに由来する。観光客らは深さ2.5mの氷室小屋に雪を運び入れた。取り出された雪は、東京の前田家ゆかりの場所に届けられる。
エンディングの挨拶。