- 出演者
- 坂口愛美 富山詠美
オープニングの挨拶。
日産自動車は追浜工場の車両生産を27年度末で終了し九州に移管すると発表した。敷地内の研究所や試験施設は継続する。また、日産車体湘南工場でも生産を終了する。
政府は在留外国人に関する施策の「司令塔」となる推進室を内閣官房に新設。石破総理は発足式で「一定の範囲での外国人労働者の受け入れやインバウンド消費の拡大などにより海外の活力を取り込んでいくことが重要だ」と強調した上で、「一部の外国人による犯罪や迷惑行為、各種制度の不適切な利用などで、国民が不安や不公平を感じている」と問題提起した。このため推進室を中心に出入国在留管理の適正化や外国人の社会保険料の未納防止、外国人による土地の取得を含む国土の適切な利用管理などについて省庁横断で関連制度などの見直しに取り組むよう指示した。在留外国人を巡っては「規制強化」や「共生」が参議院選挙の争点にもなり、外国人政策に取り組む政府の姿勢を示す狙いもあるものとみられる。
15日小泉進次郎農林水産大臣が会見を開き、今年の主食用米について去年より56万トン増えるとの見方を示した。コメの不足感による農家の生産意欲向上が要因だとみられ、増加幅は2004年産の調査開始以来最大となる。また生産面積についても去年比で10万4000ヘクタール増えた136万3000ヘクタールと過去5年間で最大になる見込みだという。
先月17日、東北・山形新幹線「E8系」の補助電源装置が故障し立ち往生などのトラブルが相次いだ。JR東日本はその後の調査で、ある特定の製造年月日の半導体とそれを制御する基盤を組み合わせて接続した場合などに故障につながる誤作動が起きていたことを明らかにした。一方で根本的な原因の解明には至っていないということで、トラブルが相次いだ日の暑さなどの要素も含めて調査するとしている。
東大病院に入院中の上皇さまを上皇后さまが見舞われるため東大病院を訪問された。上皇さまは現在91歳、ことし5月には無症候性心筋虚血と診断されていた。傷みなどの自覚症状はないという。心臓の負担をやわらげる新たな薬を投与されるという。退院の時期は未定。
トランプ大統領は「50日以内にウクライナと停戦合意しなければロシアに追加制裁措置をとる」と発表。ロイター通信によると、ロシアからの輸入品に100%程度の関税を課す見通し。またトランプ大統領は、ロシアからの石油を購入している国の輸入品に関税を課す二次関税導入の考えも表明。ロシアの収入源に打撃与える姿勢を示しプーチン大統領に譲歩を迫るかたち。
石破総理が関税交渉を担当する米・ベッセント財務長官との会談を調整していることが政府関係者の取材で判明。ベッセント氏は今月19日に大阪・関西万博のアメリカ「ナショナルデー」参加のため来日予定。トランプ大統領が日本に25%の相互関税を課すとする中、石破総理は来月1日の関税交渉期限を前に協議進展を図りたい考え。
為替と株の値動きを伝えた。
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追浜工場は日産の象徴ともいえる主力工場。日産はこの追浜工場での車両生産を2027年度末に終了し、日産自動車九州に移すと発表。イヴァン・エスピノーサ社長は「苦渋の決断だった」などとコメント。追浜工場の敷地内にある研究所や試験場などは今後も事業を継続する方針。1961年に操業を開始した追浜工場ではキューブなどを生産してきたが、日産が巨額の赤字に転落する中稼働率の低さが課題に。追浜工場の従業員は2400人で、今後については労働組合と協議するとしている。追浜町も工場とともに発展してきた。この地で3代にわたり青果店を営んできた藤田さんは「最悪のシナリオになっちゃったかなと。本当に寂しい」などとコメント。日産従業員もよく訪れていたというパティスリー ハダの羽田さんは「希望もあるし不安もある」などとコメント。追浜工場をめぐっては台湾の鴻海精密工業との共同利用も検討されていたが、エスピノーサ社長は「複数のパートナーと協議しているが詳細は報告できない」などと説明し、鴻海との協業を否定せず。
景気低迷に悩む中国で政府が「銀髪経済」を支援する政策を打ち出した。銀髪経済は中国の50~60のシルバー世代をターゲットにした市場のことで、こうした世代をターゲットにして中国各地を巡る観光列車を運航するなど様々なビジネスが展開されている。中国ではこうしたシルバー世代が3億人を突破していて、消費が低迷する中で銀髪経済を活性化させることで景気低迷から脱出したい狙いがある。北京市内ではシルバー世代向けのダンス教室もあり、現在のシルバー世代が行動経済成長期の恩恵を受けた豊かな世代とあって消費量も多いという。日本企業も銀髪経済をチャンスと捉えていて、パナソニックが中国で高齢者向けの住宅約1000戸を3年前から販売するなどしている。銀髪経済は10年後には約610兆円という巨大市場が見込まれている。
今月12日、関西国際空港から飛び立った航空自衛隊のアクロバットチーム・ブルーインパルス。パイロットたちが目指したのは大阪・関西万博が開催されている夢洲会場。ブルーインパルスが万博会場で展示飛行を行うのは35年ぶり。この飛行に特別な思いを抱く1人のパイロットが松浦翔矢一等空尉。大阪出身の松浦さんは15歳から地元の空を飛ぶことを目指してきた。ブルーインパルスの任期は通常3年。今回の万博が大阪で開催されることを知った松浦さんは自分で操縦できる2年目にタイミングを合わせて部隊への配属を志願。本来今年4月の万博開幕に飛行予定だったが、天候不良で急遽中止に。しかし、今年5月、愛知県での自衛隊機墜落事故を受けた飛行見合わせなどにより飛行できない日々が続いた。そんな中でも再飛行を望む声があり、再フライトが決定。一度中止になった飛行が再び行われるのは極めて異例。松浦さんは「リベンジという形で2度目の機械をいただいたので、そこでは必ずいいフライトができるように準備していきたい」と話した。
ブルーインパルス、万博へ。松浦さんが今回のフライトに思いを込めるもう一つの理由は、妻・佑佳さんと娘・菜乃ちゃんの存在。2人とも松浦さんの展示飛行を見たことがないという。そして迎えた当日、ブルーインパルスが飛び立った。大阪の空をおよそ20分かけて周遊し、万博のシンボル・大屋根リングの上空にブルーインパルスが姿をみせた。この日の飛行は佑佳さんと菜乃ちゃんにとってもかけがえのないものとなった。
茨城県日立市の公立高校の3年生の教室では聞き慣れない言葉が飛び交う。生徒たちが取り組んでいるのは主権者教育の授業。投票権が18歳に引き下げられたことで、政治の知識や考え方を深める学びが注目を集めている。この日は参議院選挙で重視するテーマについて話し合った。過去の年代別の参院選の投票率は60代がおよそ7割に対し、10代20代は3割程度にとどまっている。日立市は移動式の期日前投票所を始めた。学んだ後は実際に投票をした。
全国の気象情報を伝えた。
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エンディングの挨拶。