スピードスケートの全日本選手権は、ミラノ・コルティナ五輪の代表最終選考会。女子の注目は4度目の出場を目指す高木美帆。おととい行われた女子1000m、隣のレーンには500mで敗れている吉田雪乃。前回北京五輪金メダリストの高木が接戦を制し優勝。きのう行われた女子1500mは、得意種目ながら五輪では2大会連続の銀メダル。悲願の金メダル獲得へ積極的なレースを展開すると、ただ1人1分55秒台で優勝し大会2冠。4度目となる五輪は3種目で代表に選ばれた。

サウジアラビアで今年4回目の防衛戦を行ったボクシング世界4団体統一王者の井上尚弥選手。相手は、33戦無敗、メキシコのピカソ選手。序盤から強烈なパンチをうちこみ主導権を握る井上選手。ダウンこそ奪えなかったもののレベルの違いを見せつけ、判定で防衛に成功。歴代単独トップとなる世界戦27連勝。来年5月に計画されている中谷潤人選手との日本人対決について、井上選手は、「やりますよ、大丈夫です。自分のボクシングをしっかりと完成させて、5月にベストをもっていきたい」とコメントした。

侍ジャパン・井端監督は、WBCに向けて8人の選手を先行で発表した。メジャー組からは、大谷選手、菊池投手、松井投手が選ばれた。菊池投手は初選出で、花巻東高校の後輩・大谷選手とともに連覇を目指す。

バレーボールのイタリア・セリエA、年内最後のリーグ戦に出場したペルージャの石川祐希が攻守でみせた。守備ではボールがコートの外へ。これをベンチに飛び込みながら拾いすぐに起き上がりブロックに参加すると、これが得点につながるファインプレー。石川の攻守の活躍で、チームはストレート勝ち。ノヴァーラ所属の妹・石川真佑は第2セット途中から出場し、9得点。こちらも年内リーグ最終戦で勝利をおさめた。

全国高校ラグビーが開幕。去年の準優勝、東海大大阪仰星が圧倒的なパフォーマンスをみせた。この試合合計21トライと圧倒的な実力で、歴代3位タイの137得点。去年のリベンジへ、2回戦進出。

きのう殺人未遂の疑いで送検された小山雅貴容疑者は、静岡県三島市の横浜ゴム三島工場で28歳の男性従業員を刃物のようなもので刺し殺害しようとした疑いが持たれている。事件が起きたのは先週金曜日の午後4時ごろ。小山容疑者は、車で工場を訪れ、守衛の制止を振り切って工場に侵入。ガスマスクのようなものをつけ、刃物や漂白剤のような液体で従業員を次々に襲ったとみられている。工場の従業員ら15人が刃物で刺されるなどしてけがをしたが、全員意識はあるという。小山容疑者は、シフトが交代する時間帯を狙っていて、恨みを募らせ計画的に襲った可能性もあるとみられている。

先週金曜日、群馬県みなかみ町の関越自動車道で発生した多重事故。警察によると、凍結した路面でスリップしたトラックが横向きに停止。そこに後続のトラックが追突。さらに避けようとした車が次々と衝突し67台が絡む多重事故に。被害はおよそ300メートルに及び、後方のおよそ20台が炎上した。この事故の影響により、月夜野ICと水上ICの間で全面通行止めとなった。事故発生からおよそ41時間がたったきのう午後1時、ようやく通行止めが解除された。当時みなかみ町では大雪警報が出ていた。この地域ではUターンのピークとなる来月2日ごろからまた強い寒気が流れ込む予報で、路面の凍結などに注意が必要。

東京・日野市の多摩動物公園で、開園直後のきのう午前10時ごろ、飼育しているオオカミ2頭のうちの1頭が脱走した。一般客も利用する通路に出たため、入園の受付を中止し、園内にいた客については、安全な場所へと誘導したという。捕獲作業が行われていたのは、飼育エリアの小屋から400メートル離れた正門近くの建物の裏。脱走からおよそ4時間後、オオカミは無事捕獲され、けが人はいなかった。

事故があったのは、きのう午前10時前、北海道小樽市のスキー場。ベルトコンベア式のエスカレーターに乗っていた男の子が終点近くで転倒し、ベルトに右腕を挟まれた。男の子は後藤飛向くん（5）。腕が挟まってからおよそ45分後に救助されたが、その後死亡が確認された。死因は、外部から力が加わったことによるものとみられている。終点付近は通常フタが閉じられているが、事故当時なぜかフタが開いていて、終点の直前で転倒した飛向くんの右腕が挟まれた。本来エスカレーターの隙間にモノが引っかかった場合は自動的に停止するはずだが、今回は停止しなかったという。警察は業務上過失致死の疑いも視野に製造メーカーなど関係者への事情聴取や現場検証を進める方針。

今回は、香川県高松市の高松高校から最新ニュースを届ける。ニュース「1000人で歌う第38回第九の演奏会が開催される」。吹奏楽部、オーケストラ部、音楽部に地域住民も加わり、大合唱を響かせる一大イベント。ソロパートを歌うソリストは、校内オーディションで選ばれる。

東京・港区赤坂から中継で気象情報を伝えた。

交通情報を伝えた。

帝国データバンクによると今年の飲料・食料品の値上げが2年ぶりに2万品目を超えた。食品分野別で最も多かったのは調味料で6221品目。次いで酒類・飲料と加工食品。来年1月～4月の飲料・食料品値上げは分かっているだけで3593品目でマヨネーズやパックご飯などが含まれる。物価高を受け、都内の百貨店で始まったのは年越し福袋。中身はレトルトカレーやスープなど約50種類。今後について帝国データバンクは「ひと月あたり1000品目前後の値上げが来年も常態化するとみられる」と分析している。

環境省が来年度予算案にクマ対策費用として過去最大の62億円を盛り込んだ。今年度のクマ対策費用の当初予算は1億円で引き上げ額は60億円以上となる。今年は生活圏でクマの出没が例年に比べ増加。人身被害は230件、死亡は13人とともに過去最多。来年度の予算案では国によるクマ個体数の推定調査や国立公園での対策に5億円を計上。残りの52億円は交付金事業としてクマの捕獲費用や人件費などにあてる。

大学生の採用面接の解禁日などを政府が定めた“就活ルール”。現在、大学4年生の採用活動開始日は6月となっている。共同通信によると政府は現在の大学1年生から選考日程の前倒しを検討しているという。背景にあるのはルールの形骸化。インターンシップを通じた就活の早期化・長期化も問題になっていた。政府は春休みなどの長期休暇で早めの就活を終えることで学業に専念できる環境を整えたい考え。

トヨタ自動車が来年の世界生産台数について1000万台超規模で計画していることが明らかになった。これまで世界生産台数が1000万台を超えたのは2023年の1003万台のみ。来年大台となる生産台数を計画した背景には北米中心にHV車の販売が好調だったことがあるとみられている。今年1月～11月の世界生産台数は917万台でこのままいけば年間で1000万台前後となる見通し。

今週はヒット番付。きょうのテーマは「癒やしスポット深大寺次はまさかの〇〇！？」。今年1月、番組内でセルフ写真館を紹介した。写真を盛る時代は終わり、無加工でありのままを表現するという価値観が広がっていた。「INAI WEDDING 東京本店」はウェディング専門のセルフ写真館で、年間1000組以上のが撮影している。一般の写真感の相場は3万円以上だが、この店は60分間17000円から。さらに撮影した全データを補正してもらえる。

チャームコスメやミニサイズコスメが人気で、東京・原宿にある「＠cosme TOKYO」では専門コーナーを設置。基礎化粧品もミニサイズになった。まつげ美容液のミニサイズもある。

今年10月に紹介した東京・調布市にある深大寺はちょうどいい旅先として人気。次に注目されているのは東京・葛飾区にある柴又。柴又帝釈天の参道には多くの若者の姿があった。昭和レトロな雰囲気を味わいながら落ち着いた時間を楽しめると人気。特に若者が多く集まっていたのが「昭和レトロ喫茶セピア」。昭和の少女漫画の世界観が広がり、クリームソーダなどが写真映えすると人気。さらに「柴又ハイカラ横丁」には駄菓子や雑貨など3000種類がある。店の奥には懐かしいゲームも。「葛飾柴又寅さん記念館」には映画で実際に使用されたセットや昭和30年代の町並みを再現している。

「プロ野球 戦力外通告」の番組宣伝。