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韓国の尹錫悦大統領は今日、国民に向けた談話を発表し、非常戒厳の宣言について「国民に不安と不便をおかけした」と述べ謝罪した。非常戒厳を宣言した理由については「私の切迫感から始まった」として、「法的、政治的責任の問題を回避しない」とも述べた。また「2回目は絶対にない」と明言し、「今後の国政運営は党と政府がともに責任を持って行う」と述べ、引き続き政権運営を担いたいという思いをにじませた。また与野党内からの大統領任期の短縮などを求める声があることから、「任期を含め、今後の政局安定策は我が党に一任する」と述べ、与党に配慮する姿勢を見せた。大統領としては弾劾案の採決を前に与党議員の造反を回避したいねらいがあるものとみられる。採決は午後5時の見込みで、この談話を与党「国民の力」の議員がどう受け止めるかが焦点。弾劾案は与党議員の8人以上が造反すれば可決される。

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ソウル（韓国）ユン・ソンニョル国民の力非常戒厳

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