- 出演者
- リリー・フランキー 上白石萌歌 世良公則 秦基博 杏子(BARBEE BOYS) いまみちともたか(BARBEE BOYS)
心をときめかせた名曲たちは数々のアーティストによって歌い継がれてきた。今回、名曲の数々をカバーズフェスのライブ映像でたどる。ゲストは世良公則、BARBEE BOYS、秦基博。
オープニング映像。
ゲストのBARBEE BOYSは84年にデビューし、40周年イヤーに突入。リリー・フランキーは大学時代、ライブを見に行ったという。50~60年代の音楽を振り返り、世良公則は「成熟された音楽観」、いまみちともたかは「ちゃんと教育を受けた人じゃないと弾けないアレンジ」と語った。55年生まれの世良は深夜のラジオでロックに触れ、ザ・ローリング・ストーンズの「Paint It, Black」が印象に残っているという。いまみちはテレビでビートルズの映画を観て、「大人になってこういうことやりたい」と思ったという。杏子はザ・テンプターズの「エメラルドの伝説」、秦は島津ゆたかの「ホテル」に言及。秦が幼稚園時代、送迎中に母親が口ずさんでいたといい、幼稚園で歌ったら、「やめなさい」と母に窘められたという。
70年代、日本では歌謡曲ブームが到来。世良公則率いるツイストもデビューした。当番組では当時の名曲を豪華アーティストがカバーしてきた。
2020年に行われたThe Covers’ Fes.から、宮本浩次が「異邦人」をカバーしたライブ映像を紹介。
2016年に行われたからThe Covers’ Fes.、JUJUが「ラヴ・イズ・オーヴァー」をカバーしたライブ映像を紹介。
福岡で行われたThe Covers’ Fes.から、徳永英明が「帰れない二人」をカバーしたライブ映像を紹介。
広島で行われたThe Covers’ Fes.で、世良公則が「銃爪」を披露したライブ映像を紹介。
杏子はクラスメートの男子たちが「あんたのバラード」を真似していたことを覚えていて、いまみちはツイストのロゴが入った機材車が目黒通りを走っていて、追いかけたという。70年代、有名アーティストはテレビに出ない方針を貫き、世良は「先輩たちが出てくださってたら、僕達はもっと楽だった」と振り返る。また、提供された楽曲を歌うアーティストもいれば、自ら作詞・作曲を手掛けるシンガーソングライターも増えていた。
20年に行われたからThe Covers’ Fes.、寺尾聰が「ルビーの指環」を披露したライブ映像を紹介。
福岡で行われたThe Covers’ Fes.から、氷川きよしが「SWEET MEMORIES」をカバーしたライブ映像を紹介。
2015年に行われたThe Covers’ Fes.から、EGO-WRAPPIN’が「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」をカバーしたライブ映像を紹介。
2016年のThe Covers’ Fes.から、秦基博が「飾りじゃないのよ涙は」をカバーしたライブ映像が流れた。
80年代はバンドブームとなり、若者に支持されたロックバンドがスターダムへのし上がっていった。男女のツインボーカル、独自の世界観で異彩を放ったのがBARBEE BOYSだった。
2018年のThe Covers’ Fes.から、BARBEE BOYSが「目を閉じておいでよ」を歌うライブ映像が流れた。
BARBEE BOYSは92年に解散し、18年に一夜限りの再結成を果たした。杏子は「5人で集まるとバンド感が戻って来る」と話す。活動初期は男性メンバー4人で、泣かず飛ばずだったという。すると、ライブハウスの店長から対バンを勧められ、メンバーに杏子がいた。いまみちは曲を作るからと、メンバー入りを提案したという。
いまみちは60年代に活躍したアイ・ジョージが69年の紅白で披露した「ク・ク・ル・ク・ク・パロマ」を思い出の1曲に挙げた。世良公則は小椋佳の「さらば青春」をチョイス。デビュー前、初めてコピーしたといい、夢中で歌ったのを覚えていた。杏子はイルカの「なごり雪」が沁みたといい、「歌いながら泣いたりしてました」と振り返った。秦はギターを覚えたての頃、長渕剛の全曲集から弾けそうな曲を探した結果、「しゃぼん玉」を選んだという。