不登校の生徒のために宮崎市が開設した学びの多様化学校「ひなた中学校」の授業体験会が開かれ、きのうは小学6年生の児童らが参加した。ひなた中学校は去年4月に夜間中学として開校、ことし4月には不登校の生徒のための学びの多様化学校として新たに昼間部を設置。昼間部では1年間の授業時間を通常より減らし、その分一人一人の学習の進み具合にあわせて学び直しの時間を設けるなどきめ細かい対応を取ることができる。入学を希望する場合の願書の締切は来月28日。宮崎市教育委員会は「これまで説明会や体験会に参加していない人は、まずは電話などで相談してほしい」としている。
