2025年10月31日放送 13:05 - 13:55 NHK総合

列島ニュース
岐阜 “昭和歌謡で詐欺を断絶!”警察官がグループ結成

出演者
田代杏子 高瀬耕造 坂下恵理 大谷奈央 
(気象情報)
気象情報

高瀬耕三、坂下恵理、田代杏子が挨拶。気象情報を伝えた。

列島LIVE

熊本の現在の様子を紹介。傘をさしている人の方が多く、断続的に雨が降っている。この時間は西日本を中心に雨脚が強まっているところがある。きょうからあすにかけて西日本から北日本で局地的に大雨になるおそれがある。特に東海や関東地方で非常に激しい雨が降る予想。東北、北海道では暴風、高波に警戒が必要。

沖縄局 昼のニュース
火災から6年 首里城で防火訓練

那覇市にある首里城の火災からきょうで6年。来年秋の完成に向けて再建工事が行われている首里城で関係機関が連携して迅速に消火活動に当たれるよう火災を想定した訓練が行われた。内閣府沖縄総合事務局の職員や那覇市消防局の消防士など約100人が集まり消火訓練を行った。正殿内部ではスプリンクラーや消火栓などの設置が進んでいるほか、専門家らの検討委員会による防火対策の検討も行われている。内閣府沖縄総合事務局・国営沖縄記念公園事務所・高橋涼事務所長は「課題であった消防への引き継ぎもしっかりできましたので、訓練としてはまずまずうまくいったのではないかと思っています」とコメントした。就任後初めて沖縄県を訪れた黄川田沖縄・北方担当大臣はきのう首里城正殿を視察し、担当者から工事の進捗状況などの説明を受けた。黄川田大臣は「着実に工事が進んでいることが確認できた。首里城復元を着実に進めるべく関係省庁と連携をとって取り組んでいきたい」とコメントし、今後の沖縄振興については「高市総理大臣の所信表明演説でも『強い沖縄経済を作ります』と言及があった。予算や税制などさまざまな政策ツールを利用し強い沖縄経済の実現に向けて全力で取り組んでいきたい」とコメントした。

札幌局 昼のニュース
あすから停止 水産庁が命令

水産庁は全国の漁業者に対し小型イカ釣り漁船によるスルメイカ漁をあすから来年3月末まで停止するよう命令を出した。漁獲枠の上限を小型船のイカ釣り漁で超えたためで、この理由によるスルメイカ漁の停止命令は初めて。「底引き網漁」などほかの漁法は漁獲枠の上限には達しておらず、漁は続けられるという。一方、水産庁によると漁獲枠が不足した時などに追加で配分する予備の枠があるため、水産庁はほかの漁法向けの一部を小型船のイカ釣り漁に振り向けることができないか調整を進めている。調整がついた場合には来月5日に開かれる国の審議会に諮ることにしていて、今回の停止命令の解除に繋がるかが焦点になる。

動物の移動計画“きょう提出できず”

先月閉園したノースサファリサッポロに残る動物の移動計画について、運営会社が期限とされたきょうまでに提出できないと回答したことがわかった。ノースサファリサッポロの運営会社・サクセス観光の関係先は今月23日、警察の捜索を受けた。札幌市はノースサファリサッポロを無許可で建設し違法状態で営業を続けてきたサクセス観光に対し、閉園後も飼育される動物の移動計画をきょうまでに提出するよう求めていた。きょう運営会社から回答があり、警察の捜索を受けた影響などで、受け入れ先との間に問題が発生し、計画の再検討が必要になったとしている。きょう時点の動物の飼育状況についても報告があり、合わせて261の動物が依然として飼育されているという。このため札幌市は移動計画の提出期限を来月末に延長し、すみやかな動物の移動を改めて指導することにしている。

静岡局 昼のニュース
実験線で新型車両の試乗会

リニア中央新幹線の報道関係者向けの試乗会がきのう山梨県で開かれ、ことし夏から走行試験が進められている新型車両の試乗も行われた。JR東海の山梨実験センターで新型車両「M10」が編成された試験車両に乗り込み、山梨県笛吹市から上野原市までの全長42.8kmの山梨リニア実験線を最高時速500キロで往復した。JR東海によると新型車両「M10」の車体表面にはサメの肌を模した特殊なフィルムを用いるなどして空気抵抗を約1%ほど削減したほか、超電導磁石の冷却方法を変更することで消費電力を削減するなどの対応が施されたという。

秋田局 昼のニュース
クマ警戒で認定こども園 屋外イベント中止

秋田市中心部の千秋公園とその周辺では今月25日からクマの目撃が相次ぎ、公園内の立ち入りが規制されている。秋田市によるときょう午前11時時点でもクマは捕獲されていない。秋田市の認定こども園ではきょうのハロウィーンに子どもたちが商店街を練り歩いてお菓子をもらうイベントが企画されていたがクマの出没を受けてことしは屋外のイベントを中止し、園の施設内で仮装してダンスを踊るなどに留めた。屋外の散歩も取りやめている。

山形局 昼のニュース
県が緊急対策会議 きのこ採りなどに注意喚起

県の緊急対策会議が開かれ、担当者からことしの県内のクマの目撃件数が1,906件に上っている他、捕獲頭数は585頭といずれも過去最多になっていると報告があった。クマによる人身被害は統計を取り始めた1977年から124件に上り、この内きのこ採りや山菜採りの際に襲われたケースが全体の5割近くを占めているとして「この時期は特に注意が必要だ」としている。県では山林に立ち入る場合は鈴やラジオなど音の出るものを携帯するなど対策をとるよう県民に注意喚起を徹底していくことを確認した。

NHK ONEニュース オススメ深掘り記事
AIに運転 任せますか?

NHKのニュースサイトから深掘り記事を紹介「AIに運転を任せますか?自動運転技術の今」。日産自動車がイギリスのスタートアップと開発を進めているAIによる運転支援の車。記者が同乗し、都内を走行。右折する際にも対向車や歩行者を確認し、運転は非常にスムーズだった。会社では2027年度にこの機能の市販車への搭載を目指していて、将来的にはあらゆる道路での自動運転の実現につながると期待が高まっている。AIによる運転には安全面に疑問を呈する声もあり、ある自動車メーカー幹部は「AIに質問してうそを教えられるのは構わないがAIが運転で誤ることは絶対に許されない」と語っている。日産はより安全な運転を実現することで消費者の理解を得ようと模索。アメリカ・テスラはカメラによる視覚情報のみでAIによる自動運転の実現を目指している。日産はレーザー光を使うセンサーも併用。カメラが苦手な夜間や逆光でも障害物を検知できるようにすることで事故を限りなく減らすことを目指している。国土交通省幹部は「人手不足やドライバーの高齢化など社会課題は深刻で、AIは解決に寄与する可能性がある」などと話した。

列島ニュースアップ 岐阜局
ムード歌謡でロマンス詐欺“断絶”

岐阜県警の音楽隊が始めたオリジナルの歌でロマンス詐欺への注意を呼びかける取り組み。警察庁によると全国でことし8月末時点で認知された被害額は約324億円と前年同期比84億5000万円増えている。岐阜県警察音楽隊のメンバーで結成されたムード歌謡グループ「断絶」。グループ名は「紅白歌合戦」にも出場した人気グループ「純烈」を意識し、「ロマンス詐欺を絶つ」という意味を込めた。発案したプロデューサーは音楽隊楽長・大森恒司警部補。ロマンス詐欺被害者に昭和世代が多いことに着目し、ムード歌謡がロマンス詐欺への注意を呼びかけるのに有効ではないかと考えた。曲は「さよなら、ロマンス」。デビュー当日、音楽隊の演目のトリで舞台に上がった。大森警部補は「ロマンス詐欺にについて、みなさんが関心を持ってもらえたら」などと話した。

スタジオトーク

岐阜県警察音楽隊に関するトーク。「純烈」にあやかりたいと、耳にしたときに同じような響きで親しみやすさと警察の「詐欺をなくすんだ」という強いメッセージを両立させる言葉はないかと楽長らが考え「断絶」になった。デビューの様子は県警公式のユーチューブにアップ。県内の温泉施設からコンサートのオファーも届いている。高瀬が「いい曲。色々なところで流せば流すほど浸透していく効果が見込めそう」などとコメントした。

福岡局 昼のニュース
ソフトバンク 日本一!祝うセール

プロ野球・ソフトバンクの日本一から一夜明け、福岡市中央区の天神にあるデパートには開店前から約100人の客が列を作った。日本一おめでとうセールが始まると訪れた人たちはお目当ての商品が並べられた店に足を運んだ。このデパートでは「優勝袋」を約800点用意し、高額な牛肉や鮮魚、フルーツなどが割り引いて販売されている。ユニホームなどの応援グッズなどが当たる抽せん会も行われている。

ハロウィーン 今夜から交通規制

10月31日はハロウィーン。福岡市の天神周辺では例年多くの若者などが集まり、警固公園は今月28日からあさっての夜間まで閉鎖されている。警察によるときょう午後7時以降混雑が予想されるためサザン通りなどで初めて車両の交通規制が実施される。警察は電動キックボードや自転車は手で押して通行するよう呼びかけている。警備はあす朝にかけて雑踏対策などで数百人体制で行われる予定で、警察は「安心安全なハロウィーンになるよう公共マナーや地域のルールを守り、節度ある行動をとるようにしてほしい」と呼びかけている。

大阪局 昼のニュース
あすから「正倉」周囲を特別公開

奈良市の正倉院には聖武天皇が愛用した品や東大寺ゆかりの宝物など約9000点が収められている。宮内庁はあすから「正倉」の周囲などを見学できる特別公開を初めて行うことになり、きょうは報道向けに見学ルートが公開された。特別公開はあすから3日間行われ、入場は無料。

阪神 応援に感謝!セール始まる

プロ野球日本シリーズで阪神はソフトバンクに敗れ、2年ぶりの日本一には届かなかったが大阪・梅田のデパートではファンの応援に感謝するセールが始まった。阪神梅田本店(大阪・北区)で始まった阪神ファンの応援に感謝するセール。リーグ優勝を記念して作った毛布などを販売。セールは来月4日まで開かれている。

長野局 昼のニュース
戸隠地区 新そば「献納祭」

長野市の戸隠地区で新そばを神社に奉納する「献納祭」が行われた。献納祭は新そばの収獲に感謝すると共に、商売繁盛を祈願して毎年この時期に戸隠神社で行われ、地元のそば店や観光業の関係者など約50人が出席した。一行は打ち立てのそばを神前に奉納して新そばの収獲に感謝すると共に、商売繁盛を祈願した。戸隠地区では約30のそば店できょうから年末にかけて新そばを楽しめる。

御射鹿池 カラマツ色づき始める

茅野市・奥蓼科の御射鹿池は東山魁夷の代表作「緑響く」のモチーフになった場所として知られている。池のほとりのカラマツが色づき始めている。県の内外から訪れた多くの観光客が写真を撮るなどして絵画のような景色を楽しんでいた。茅野市の観光案内所によると御射鹿池の紅葉は来月初旬まで楽しめそう。

鳥取局 昼のニュース
ハイビームで視界を“栗”アに

車のハイビームを適切に活用してもらおうと、栗を配りながらの呼びかけがきのう鳥取市で行われた。鳥取市にある農産物の直売所で行われた呼びかけには警察官と地元の交通安全協会のメンバー、あわせて16人が参加。参加者は早めのライト点灯やハイビームの適切な活用といった夜間安全に運転するためのポイントを記したチラシと共に、いまが旬の栗を手渡しながら「視界をクリアにして運転してください」などと訪れた人たちに声をかけた。警察によると県内ではことし交通死亡事故が12件発生し、すでに去年1年間を上回り、このうち5件が午後4時以降に起きている。

参加者 復活した「市」を視察

過疎問題について考える全国過疎問題シンポジウムの参加者たちが湯梨浜町を訪れ、15年前に復活した「市」を視察した。湯梨浜町松崎地区では「三八市」と呼ばれる地域の人たちが手作りの品々を持ち寄って集い交流を深める朝市が毎年10月の主に3と8のつく日に開かれている。三八市は明治時代に農具を売り買いする市として始まり、一時途絶えていたが、地域ににぎわいを取り戻そうと女性たちが中心となり15年前に復活。運営する団体の三津国美枝子さんがかつてにぎわっていた市の様子を写真で紹介、「自分たちが楽しんで市を行っています」と参加者に伝えた。

宮崎局 昼のニュース
ひなた中学校の授業体験会

不登校の生徒のために宮崎市が開設した学びの多様化学校「ひなた中学校」の授業体験会が開かれ、きのうは小学6年生の児童らが参加した。ひなた中学校は去年4月に夜間中学として開校、ことし4月には不登校の生徒のための学びの多様化学校として新たに昼間部を設置。昼間部では1年間の授業時間を通常より減らし、その分一人一人の学習の進み具合にあわせて学び直しの時間を設けるなどきめ細かい対応を取ることができる。入学を希望する場合の願書の締切は来月28日。宮崎市教育委員会は「これまで説明会や体験会に参加していない人は、まずは電話などで相談してほしい」としている。

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