- 出演者
- 森圭介 春日俊彰(オードリー) 若林正恭(オードリー)
オープニング映像。
陥没・崩落のおそれのあるインフラをまとめた日本列島インフラ危険マップを紹介。1月下旬に埼玉・八潮市で発生した道路陥没事故は水道管の老朽化が引き起こしたとされる。オードリー若林が現場を取材。
若林正恭は、日本のインフラは優れていると思っていたが埼玉・八潮市で起きた陥没事故はショックだった、維持できない我々世代が悔しいと話した。
埼玉・八潮市の道路陥没現場をオードリー若林が取材。現場から80m離れたビルから現場を見ても深さが10mあるので穴の中までは全部見えなかったという。また離れていても下水の臭いはあるという。近隣住民にインタビュー。近くに住んでいる人は臭いが酷いので市役所に連絡したが県に連絡してくれと言われてしまったと話した。パキスタン料理店では臭いや道路が使えないので客は5割くらい減ったという。また節水の呼びかけに応じて紙皿などで1か月くらい営業していたという。
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日本が新しくインフラを作り直さなければいけないと言っても過言じゃないと若林は話した。森 アナは「ついにnews オードリー.に来ましたよ」と意気込んだ。
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インフラ整備の専門家・宇都教授は「日本のインフラは総じて今から老朽化が始まる」とした。2023年3月時点で設置から50年以上経過したインフラの割合は下水道が約7%で、埼玉・八潮市の破損した下水管は設置から42年でこの中には入っておらず、50年以内の大規模事故は前例がないことだったという。
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全体の約37%が設置から50年以上経過しているのが道路橋。道路橋の危険マップをみると補修工事などが必要だが未着手の道路橋は約2万8800か所、東京だけでも218か所となっている。橋の点検は目視・打音検査などで調査するが人が行うのは大変だという。米・ミネソタ州では2007年に高速道路の橋が崩落し、死者13人、負傷者100人超の大規模な事故となった。宇都教授は、「インフラの数が多すぎて点検数も膨大、ほとんどのインフラは地方自治体が管理しているが人材が足りていないという根本的問題がある」と話した。
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インフラ危機の解決策はあるのか、道路陥没事故が起きた埼玉県の大野知事に直撃。大野知事は「作れば良かった時代とは変わり、本当にそれがコストに見合うのか、コストをかけても数十年後維持できるのかという発想が必要になってくる。埼玉県ではコンパクトな街を形成する埼玉版スーパー・シティプロジェクトを行っている。まちづくりから進めていかないといけない時代になっている」などとした。
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スタジオで若林は知事との話を振り返り、「インフラを閉めましょうということをやっていくしかない。全部が使えるように直しましょうは無理。そうなると、土地に愛着がある人に移動してもらなければならないが、それを選挙で言う人に投票しようと思う人はいない。移動になると勝ち組の土地と負け組の土地ができることになるから日本はやらなそう」などと話した。
若林は大野知事に国の取り組みについて質問。大野知事は「議論はしている。次の事故を起こさないために、事故の起きた埼玉県の責任としてしっかり国に対しても訴えていかないといけない」と答えた。
春日は今日楽屋に髪1枚しか置いてなったと話した。