女性には我が子のように可愛がっている猫がいる。今から11年前、女性は「小六」という猫を飼うことになった。小六は下半身がまひして後ろ脚を動かすことができなかった。保護した時には事故に遭ったのか傷だらけで背骨が折れていた。奇跡的に命は助かったものの、自分でトイレに行くことが出来ずオムツでの生活だった。夫婦は交代で毎日3時間置きにオムツを交換した。夫婦は付きっきりで世話をし2年後、下半身はまひしたままだが元気に動き回るようになりオムツなしでも生活できるようになった。だが、小六に新たな病気が見つかった。