損保業界で国内3位の三井住友海上火災保険と同じく4位のあいおいニッセイ同和損害保険を傘下に持つMS&ADホールディングスは28日、2027年4月をめどに両社が合併するための具体的な検討対応準備を進めると発表した。少子高齢化や頻発する自然災害などから損保業界を取り巻く環境が厳しさを増す中、両社は2010年に経営統合し、システムの統合作業などが進められてきた。今回の合併が実現すれば事業規模で業界最大手の東京海上日動火災保険を抜いて国内首位の損保会社が誕生することになる。
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