- 出演者
- 榎並大二郎 上中勇樹 松江英夫 海老原優香
オープニング映像。
キャスターのオープニングの挨拶。
参議院の予算委員会で石破総理大臣出席の集中審議が開かれる中、自民党と立憲民主党が協議し週明け月曜日に委員会と本会議で採決することで合意した。採決の条件として、政治資金問題をめぐり旧安倍派の幹部で参議院から衆議院に鞍替えした、世耕弘成議員を参考人として招致することになり午後の予算委員会で全会一致で議決された。再修正した予算案は参議院で可決された後衆議院に回付されるが月曜日に衆議院の本会議を開くことも決まり予算の年度内成立が確実となった。
東京大学と三菱商事は東大発のスタートアップを支援するプロジェクトの設立を発表した。有望な研究や技術が多数ある東京大学。今後10年間でスタートアップ支援を10倍にすることを目指しているが一方で社会実装と事業化への支援に課題を抱えている。そこに三菱商事が6億円の寄付と市場ニーズの高い技術を発掘する知見やネットワークを提供することでスタートアップ創出を後押しする。日本を代表する大学と商社の強力タッグ会見後、三菱商事の中西社長がFNNの単独インタビューに応じた。東京大学・藤井輝夫総長、三菱商事・中西勝也社長は、日本の技術は素晴らしいと広く評価されていますが、海外の国々が研究と社会実装の両輪で料理に新しい産業を創出し成長を続ける一方、日本はその点で少し遅れを取っているとの問題意識がある、などと挨拶をした。
このニュースについてはデータサイエンスの専門家である西内啓さんに聞いた。日本を代表する企業と大学のコラボレーションだが、両社にはどんな狙いがあるのか。三菱商事は日本最大の総合商社、単に貿易などではなく資源の投資、物流や流通といった領域についても事業投資をする強みによって現在の立ち位置を保っている。しかし最近、競合相手が従来の貿易とか事業の投資が国内外の米国、中国だったりするITスタートアップとの競争がだいぶ増えてきている。今回テクノロジー面でも事業開発を進めていくパートナーとして東京大学との提携を強化したのではないか。一方で東大側の狙いについてはどのように考えるか。東大は産学協創、スタートアップ推進に近年力を入れているが、一部、成功事例は出ているもののスタンフォードなどと比べるとまだまだ起業の件数や成功したものの事業規模はかなり小さい。何より重視されているのがグローバルに展開できるビジネスが生み出されていない。三菱商事もグローバルにマネジメントをする事業化をしてグローバルに伸ばしていくことが東大の中に足りないノウハウを補う中でかなり魅力的なパートナーシップと見えているのではないか。今後、最大の課題は協業、推進していく上でタイムスパン、スピード感がどれくらいスタートアップ側の文化に合わせられるかどうか。東京大学は10年で年間300件のスタートアップ創出を目指す中で2028年度まで技術の発掘から事業化までを、三菱商事とともに支援する予定だという。
損保業界で国内3位の三井住友海上火災保険と同じく4位のあいおいニッセイ同和損害保険を傘下に持つMS&ADホールディングスは28日、2027年4月をめどに両社が合併するための具体的な検討対応準備を進めると発表した。少子高齢化や頻発する自然災害などから損保業界を取り巻く環境が厳しさを増す中、両社は2010年に経営統合し、システムの統合作業などが進められてきた。今回の合併が実現すれば事業規模で業界最大手の東京海上日動火災保険を抜いて国内首位の損保会社が誕生することになる。
生成AIと熟練の職人とのコラボで彩り豊かなクラフトビールが誕生した。ピンクや青など色鮮やかな飲み物が入った4つのグラス実は全てビール。今日発表されたのはNECとクラフトビールメーカーが手掛けたその名も「人生醸造craft」。20代から50代の各世代の特徴や価値観を表現している。オリジナリティーあふれるビールを造ったのは。NECが開発した生成AIを活用して作られたAIエージェントと職人とのタッグで実現した。20代から50代をイメージしたビールのレシピを作成してと指示をするとAIエージェントが各世代の特徴を分析、同時にクラフトビールメーカー社内のノウハウや世界中のデータをまとめレシピ案を作成する。そこから職人たちがAIとチャットしながらブラッシュアップし今回の4種類のビールを生み出した。まず20代、桃の味がしてとてもフルーティーでフレッシュな味わい。40代、ちょっとスパイシーで40代の円熟味を感じる味わい。また、30代のビールは青色で緊張感を癒やしながらもお米が作り出すきれ味でさまざまな食事と調和する味わいに。いくつもの波を乗り越えてきた50代のビールは深みのある赤色でモルトとカラメルの香りを感じる1杯となった。AIエージェントを利用することで従来のビール製造と比べ40%の工数削減に成功したという今回のプロジェクト。このビールは6月から出荷予定で大阪・関西万博でも展示される。コエドブルワリー・朝霧重治社長は「実際AIとのやりとりというところがまさに1人ビールを造るチームに新たな人材が入ってきて考えた提案をチーム内で議論していくみたいな感じだった」などと話していた。
このニュースについてデロイトトーマツグループ執行役・社会構想大学院大学教授・松江英夫さんに聞く。飲料メーカーではなくてNECが手掛けているというのがとても興味深い。実際こういった食品メーカーも含めた商品開発にAIを使うのはかなり広がっていて、味、香り、パッケージのデザインなどに広く使われるが、そこにおいて2つの革新的な変化が起こってくると思う。1つ目はアイデアの拡張。ある飲料メーカーは塩からい商品を塩分量を変えずに作りたいここにAIを使ったが、実際に人が塩からいイメージをAIに伝えて、AIが原材料の情報や過去の配合データをもとにして適切な配合を提案する。そこを人間がブランドイメージに合う形で評価をして商品にする、こういった分担にしたところ開発の工程が50%近く削減された。膨大なデータを基にしてAIの力を使うことによって人間の勘や経験とか固定観念を超えるような斬新なアイデアが出てくるここが大きな力だと思う。もう一つは消費者との共創共に創る。消費者のニーズを把握したり消費者と一緒になって商品を開発するここにAIの力が使われる。あるメーカーは消費者のニーズを把握するためにSNS、過去のインタビューを基にしてAIに読み込ませて仮想の消費者にAIを見たててそこに商品を作るその上で人間のニーズを最終的に継承するやり方をしたところかなり精度が高いニーズを把握することができた。
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あおぞら銀行は来月1日からインターネット専用の普通預金口座を利用する全ての顧客の金利を現在の0.35%から0.5%に引き上げると発表した。口座残高のうち100万円までが対象で超えた分は現在の0.35%が適用される。普通預金の金利をめぐっては3つのメガバンクがそろって0.2%まで引き上げるなど顧客獲得競争が本格化している。
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金色の特別なユニフォームで登場した大谷翔平、ワールドシリーズ優勝セレモニーで本拠地開幕戦の熱気が上がる。ドジャースタジアムで行われたドジャース×タイガースの試合、特別な一戦で対するは去年投手最高の栄誉サイヤング賞を受賞したT.スクーバル。大谷はこれまで通算6打数ノーヒットとヒットを放っていない。メジャーリーグ解説者・AKI猪瀬さんは、甘めに入ってくるスライダーを一発で仕留めることができれば、2025シーズン第2号が期待できるコメント。注目の対決。その初球、157キロのストレートにファーストゴロスクーバルに軍配が上がる。続く第2打席、AKIさんが語った甘く入るスライダーを捉えた大谷。最強投手から初ヒットを放つとさらなる圧巻の一打はピッチャーが代わり迎えた第4打席だった。東京シリーズに続く2試合連続ホームラン。大物俳優トム ハンクスも大興奮。メジャー移籍後最も早い3試合目で第2号を放ち量産体制を予感させる大谷、チームを勝利に導いた。大谷翔平選手は、特別な開幕戦の中で1試合目を取れたということは大きいと話していた。
ギャランティード・レート・フィールドで行われたホワイトソックス×エンゼルスの試合、メジャーで初めて開幕投手となったエンゼルス・菊池雄星は初回、ホワイトソックスの先頭打者に対し内角低めのスライダーで見逃し三振。2回に不運なヒットなどで3点を失うが3回以降はランナーを1人も許さないパーフェクトピッチング。打線が振るわず黒星となったが次回の登板に期待がかかる。ホワイトソックス8−1エンゼルス。
世界フィギュアスケート選手権(米国・ボストン)。男子シングルスの注目は鍵山優真と前回大会の金メダル・マリニン。勝負のポイントについて宇野昌磨は「やはりGOEになってくると思う」と説明。特にジャンプの出来栄え点でどれだけ加点できるかに注目。鍵山優真はシーズンベストを更新しガッツポーズ。しかしそれを上回るのが世界王者のマリニンで今季世界最高得点でショートトップにたった。
世界フィギュアスケート選手権 ペアでは三浦璃来と木原龍一のりくりゅうペアが今シーズンの自己ベストをマークし2年ぶりの優勝を決めた。
マツダスタジアムで行われた広島×阪神の試合、藤川新監督の初陣を勝利で飾りたい阪神、初回、ランナー1塁で3番、佐藤輝明。甘く入ったチェンジアップを完璧に捉えライトスタンドへ、12球団最速、自身初の開幕アーチで2点を先制する。マウンドには藤川監督の期待を背に初の開幕投手を務める村上頌樹、広島打線を8回まで3安打に封じつけいる隙を与えない。しかし9回ワンアウト1塁から広島、小園にヒットを許しピンチを広げる。それでも続くモンテロを打ち取り完封まであと1アウト。ここで何と、藤川監督が135球を投げた村上の交代を決断。阪神9回2アウトから藤川采配で開幕戦を勝利で飾っている。阪神4−0広島。
横浜で行われたDeNA×中日の試合、昨シーズン日本一のDeNA2年連続で開幕投手を任されたのは東克樹、警戒する相手と語った中日の先頭、岡林を全球ストレートで打ち取るなどし、5-0でDeNAが勝利した。
東京ドームで行われた巨人×ヤクルトの試合、ヤクルトの開幕投手は奥川恭伸、度重なるけがで直近3年の登板わずか8試合。今シーズン完全復活を目指す右腕は今日スライダーがさえ渡る。5点離された巨人は8回、新助っ人のキャベッジが来日初ホームランを打つなどし6☓-5で巨人がサヨナラ勝ちとなった。
ベルーナドームで行われた西武vs日本ハムの試合、球場を沸かせたのは日本ハムの清宮幸太郎。打った瞬間、確信、西武の先発、今井から一発を放ち、先制する。マウンドにはプロ3年目で初の開幕投手を務める金村尚真。テンポよく打たせて取るピッチングで西武打線を手玉に取り、迎えた9回、初の大役を最後まで1人で投げ抜き球団17年ぶり、ダルビッシュ有以来となる開幕戦完封勝利を飾った。日本ハム2−0西武。
みずほPayPayドームで行われたソフトバンクvsロッテ。ロッテのドラフト1位、西川史礁、まずは守備で球場を沸かせる。同点で迎えた6回にはプロ初ヒットとなる決勝タイムリーを放ち、ロッテが8−2で勝利した。
京セラドームで行われたオリックス×楽天の試合、楽天のドラフト1位のルーキーの宗山塁が9回の第4打席で同点タイムリー。9回裏にはオリックスの若月健矢が劇的なサヨナラタイムリーでオリックスが3☓-2で勝利した。
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