あおり運転はなぜ起きるのか。あおり運転を巡っては2017年東名高速でおきた一家4人が死傷した事故をきっかけに警察による取り締まりが強化され2020年の道路交通法改正にもつながっている。ただ、先週千葉県内の国道で起きたあおり運転で逮捕者が出るなど、今尚後を絶たないのが実情。去年行われた2000人以上のドライバーを対象としたある調査では、あおり運転をされた経験があると答えた人が全体の72.5%と、前年に比べおよそ2割も上昇した。あおり運転を研究している藤井靖教授によると、あおり加害は8割ほどの人が自覚がないという。もしあおられてしまったら、「捉える」「止まる」「録る」の3つの「と」が大切だと話した。