東京・町田市にある介護施設「ラスベガス」はカジノをイメージした介護施設で、全国に20店舗を展開するなど急成長している。高齢者は疑似通貨を使用し、換金や景品への交換は不可。医師は「実際に使えるお金を賭けているわけではないので依存症のリスクは考えにくい」としている。施設の代表によると、利用者から「レクリエーションが子供じみている」などのクレームがあり、そのような声を反映させてカジノのような施設になったという。送迎車はハイヤーをイメージした作りで、これは施設への送迎だと知られたくない人への配慮とのこと。医師は「気分を高揚させるような行動やゲームはドーパミンを増やし、他の日常生活に良い影響を及ぼしていく」と指摘。中野さんは「ゲームで勝負するとテストステロンも増やしてくれるので認知機能を高めてくれる」などと話した。