代替チョコレートを製造したのは食品メーカーのあじかん。カカオの代りにごぼうを原料にした「ゴボーチェ」という商品。開発本部・平尾凌さんは「ごぼう茶の焙煎した茶葉に秘密がある」とコメント。食品メーカーのあじかんはごぼう茶に関連した製品の他、加工した食品を製造販売する企業。独自の技術でごぼうを焙煎するとその過程でチョコレートのような香りが発生する事を発見。食物繊維が突出しているごぼうが原料なので1枚のゴボーチェにはレタスの葉2枚分の食物繊維。カカオの代わりになるのはごぼうを乾燥させて焙煎した微粉末。砂糖や植物油脂に入れ混ぜていくと完成。ゴボーチェは今年、ジャパンフードセレクションでグランプリを受賞。ゴボーチェを使ったカヌレなども考案している。世界でも多くの代替チョコレートが誕生。英国で作られたのはそら豆を使った代替チョコレート。ドイツの企業ではヒマワリの種とオーツ麦を使った代替チョコレートを開発。「ゴボーチェ」はあじかんオンラインショップで購入可能。