先週、東京都がマイコプラズマ肺炎の1週間の患者報告数が過去最多になったと発表。14歳以下の子どもが患者の約9割をしめていて、新学期が始まったことが要因のひとつと考えられる。マイコプラズマ肺炎は細菌に感染し起こる呼吸器感染症で飛沫や接触で感染する。症状は発熱やけん怠感、頭痛などだが特徴的なのは長引くせき。今、子どもから大人への感染・拡大するケースも増えているが、大人だけでの家庭でも感染が広まりつつある。マイコプラズマ肺炎は秋冬にかけて増加する傾向にあり、医師はこれからの季節に向けて懸念があるという。一番の懸念は医療のひっ迫で、インフルエンザや新型コロナの冬の流行が予想され、マイコプラズ肺炎の流行が重なると十分な治療を受けられない患者が出る可能性もあるとのこと。対策はアルコール消毒、手洗い・うがい、マスク・せきエチケットなど。自分で見分けることも難しいので診察を受けて薬などをいただくことがよさそうだ。
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