原油高騰の影響は私たちの身近なところにも迫っている。中東情勢の緊迫によって原油価格が上昇する中、生活に欠かせない食料品にも大きな影響が。スーパーマーケット セルシオの鶴田聡部長は、トレー、袋、ラップなど1パック分の包材を作るのに10円は使っている、中身の値段が上がっていなくても店頭価格を上げざるを得ないことが出てくるかもしれないと話す。原油高騰の影響を既に受けているのがガソリン。今日発表されたレギュラーガソリンの小売価格は全国平均で1リットルあたり161.8円と前の州から3.3円上昇し4週連続の値上がり。今後電気やガスの光熱費も上昇、食料品も続々と値上がりしていくという。野村総合研究所の木内登英さんは、野菜は化学肥料の値段が上がるとコストが上がる、野菜や肉は育てる時に電気をかなり使うこともあり価格に転嫁される、魚は養殖などに影響があると話した。原油価格が30%上昇すると野菜の値上がりはキャベツが4.5%、ニンジンが5.7%、トウモロコシが6.8%としている。卵については養鶏場の光熱費アップやプラスチック容器高騰などで価格が4.5%値上がりするとみている。医療の現場でも石油製品が数多く使われている。その1つが点滴のパックやチューブ。また薬を入れるための容器がプラスチックなのでなくなると困るという。日本は石油のほぼ100%を海外から輸入しており、その内の95%以上を中東の国からまかなっている。国内のタンクには中東の国が所有する原油もすでに備蓄されているとされる。
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