夏の訪れを知らせるとされるホトトギス。その鳴き声は「特許許可局」と言っているように聞こえるという。鳥などの鳴き声を人の言葉に置き換えたものを「聞きなし」という。ツバメは、「土食って虫食って口渋~い」と聞こえるという。センダイムシクイは、「焼酎一杯、グィ~」と聞こえるという。ツバメが低く飛ぶと雨など、鳥にまつわる「観天望気」もある。池田沙耶香は、科学的根拠は薄いものもあるが、「トビが高く飛べば大風が吹く」というのは、発達した低気圧が近づくと、地上はまだ風が弱くても、上空から風が強まってきて、その風にのってトビが高くまで舞い上がることからきていて、嘘とも言いきれないなどと話した。