ウクライナでアニマルセラピーが広がっている。前線から帰還する兵士たちの心のケアが課題となる中、専門家による心理療法などを補完する役割が期待されている。競馬場の一角にある施設では特別な訓練を受けた馬と犬によるアニマルセラピーが行われている。一時的に帰還した兵士たちなどが心の傷を癒やし、症状の悪化を防ぐことを目的としたセラピーを受けている。ウクライナ軍将校のビクトルさんは今回で2度目の参加。ビクトルさんは前線で兵士たちの心にかかる負荷が日に日に大きくなっていると実感している。軍と協力してアニマルセラピーを主催するハンナ・ブラホさんはことばを話さない動物が兵士の心の支えになることが多いと指摘する。兵士の場合、心の傷を人にみせ「弱い人間」と思われることを恐れ心を閉ざしてしまうケースが多い。動物たちの前では兵士たちの“心のよろい”が次第に取れていく。
一時的に自宅に戻ったウクライナ軍将校・ビクトルさんを訪ねた。妻・ハリナさんは普段は気丈に振る舞う夫も完璧ではないと言い、「私たち家族の役割はこの家で精神的に健康で安定した状態でいられるようサポートすること」と話した。心の傷の回復が遅れれば、再就職や家族との関係で問題が生じるなどの懸念が指摘されている。ハリナさんは動物との触れ合いが夫の大きな支えになっているという。ビクトルさんは家族のためにも継続的にアニマルセラピーに参加していきたいと話し、「セラピーを通じて心を切り替える訓練を行い、戦争に勝利し、終戦後、再び自分らしいあり方を見つけて平穏な日常に戻る機会を得られればと思う」と話した。
一時的に自宅に戻ったウクライナ軍将校・ビクトルさんを訪ねた。妻・ハリナさんは普段は気丈に振る舞う夫も完璧ではないと言い、「私たち家族の役割はこの家で精神的に健康で安定した状態でいられるようサポートすること」と話した。心の傷の回復が遅れれば、再就職や家族との関係で問題が生じるなどの懸念が指摘されている。ハリナさんは動物との触れ合いが夫の大きな支えになっているという。ビクトルさんは家族のためにも継続的にアニマルセラピーに参加していきたいと話し、「セラピーを通じて心を切り替える訓練を行い、戦争に勝利し、終戦後、再び自分らしいあり方を見つけて平穏な日常に戻る機会を得られればと思う」と話した。
