明治末期から続くうなぎの老舗「京極かねよ」は、浜名湖産の脂の乗ったうなぎを創業から注ぎ足しする濃厚なタレでふんわり焼き上げた「うなぎ丼」が人気で、「ミシュランガイド京都・大阪 2017」~9年連続で掲載されるほどの名店。中でも創業からの名物となっているのがうなぎ丼の上にだし巻き卵が乗った「きんし丼」。創業当時、高級食材だった卵とうなぎを組み合わせた丼を作りたいと考案された。来店客数は多いときで1日約600人。事務作業の傍らホール作業にも日々追われている大江さんのリクエストは「カスタードのミルクレープ」。ミルクレープとはクレープ生地と生クリームを何層も重ねたケーキ。生地を重ねて作るミルクレープなだけに、斬新なアイデアも難しそう。「カスタードプリン風ミルクレープ」とは!?