TVでた蔵トップ>> キーワード

「おいしそうなしろくま」 のテレビ露出情報

柴田ケイコさんの絵本「パンどろぼう」は、森のパン屋を舞台に様々な出会いと事件が描かれていく人気シリーズ。高知県で「パンどろぼう」は生まれた。柴田さんは故郷にアトリエを構え活動している。緑色のクレヨンを多く持っている。表紙のシュールさと不思議なキャラクター像がウケたのではと柴田さんは話す。泥棒が主人公だが悪い話にはしたくなかったそう。読者をひきつける工夫として、ワクワクと笑い、不定調和を盛込んでいる。柴田さんはおもしろいこと・変なことが好きだと語る。
デザイン事務所での勤務を経て、フリーのイラストレーターになった頃、企業などから依頼を受けて広告のイラスを描いていた。その間、2人の子どもが生まれ育児をしながらイラストを描く忙しい毎日だった。その頃のイラストがNHKに残っていた。当時の柴田さんは、将来絵本作家になる未来を想定していなかった。絵本を描く前から子どもに絵本の読み聞かせをしていた。絵本作家の入口に立つきっかけは、長男が3歳の終わりごろに弱視と分かった。絵本を作りたい気持ちを持ったまま作り方も分からず6~7年くらい足踏みし、育児が少し落ち着いて重い腰を上げてスタートした。デビュー作は「めがねこ」。ねこが営む眼鏡屋の話。お子さんは絵本を読む年ではなくなり、めがねもかけていて、長男からは「ちょっと遅かったね」と言われたそう。なぜこういうイラストが必要なのかということまで考慮するイラストレーターの気質がベースにあり、受け手のことを考えて描ている。
柴田さんの転機は、「めがねこ」とは別の絵本のラフスケッチを描いていて、別の出版社から絵本の話があり、没になった「おいしそうなしろくま」を送ってシュールでおもしろいと評価された。しろくまが好きな食べ物の中に入り込むおかしさを全面に押し出し、新たな作風で数々の賞を受賞した。しろくまシリーズの経験をもとに描き下ろしたイラストがパンどろぼうにつながった。柴田さんが長年開いている読み聞かせ会は、どんなに忙しくても全国各地を回り続けている。こうした活動が次の作品へと向かう力を与えてくれる。次の絵本のアイデアはもう考えているが内緒とのこと。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年9月14日放送 5:10 - 5:40 フジテレビ
キャラビズジャーナル(パンどろぼう)
絵本「パンどろぼう」シリーズの作者・柴田ケイコ先生に取材。「パンどろぼう」シリーズの前に食いしん坊のしろくまが食べ物の中に入るお話「おいしそうなしろくま」を制作。名刺に描いてあったパンを被ったしろくまのイラストを見た編集者が面白いと言ったことがパンどろぼう誕生のきっかけ。「パンを動物に被らせる」ありえない設定が面白いと特に深い理由もなく誕生。動物は顔を隠して[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.