ひな祭りの雰囲気を楽しんでもらおうと地元の主婦などで作る手芸グループが企画した展示会では、会場には手作りの雛人形など約3,500点が展示されている。このうち手芸グループの代表・西村靜世さんの作品は、平安貴族の子どもたちが蹴鞠・貝合せという遊びに興じる様子を表現している。貝合せの貝殻はハマグリの代わりにシジミを使い、可愛らしい雰囲気を伝えようと、子どもたちの布の色・柄を選ぶのにも苦心したという。また、長寿・健康などを願う「つるしびな」や陶器作りが盛んだった地元の歴史にちなみ、土と紙粘土を混ぜて作った雛人形も飾られ、訪れた人は1つ1つの作品に見入っていた。展示会は山陽小野田市「おのだサンパーク」で今月24日まで開催。
住所: 山口県山陽小野田市中川6-4-1
URL: http://sunpark.co.jp/
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