都立霊園の運営をサポートする仏壇大手「はせがわ」が開催した説明会。現在8か所ある都立霊園には毎年応募者が殺到しており、去年の応募倍率は平均4.8倍、人気の施設だと31倍にのぼる。曽於背景にあるのが死亡者数の増加。高齢化が進む中、死亡者は増え続けており10年間に2万人以上増加し墓の数が追いついていない。参加者からは「子どもに負担をかけたくない」という声が。一般的に墓石を持つと霊園医に管理費用を支払う必要があり、親族が負担することがほとんど。そんな中ニーズが高まっているのが複数の遺骨を一緒に埋葬する「合葬」。多磨霊園の場合、一般的な墓石を持つと墓の費用が330万円ほど、さらに管理費用も毎年かかる。それに対し合葬の場合は埋葬費用として3万円程度、管理費用はかからない。親族などに代わり霊園など骸骨を管理する「永代供養」を選ぶ人が増えており、直近5年以内を見てみると一般的な墓石を持つ人とほぼ同じ割合。