外はサクッと、中はフワフワの食感にこだわって店主の渡邉さんが仕上げる東京・神田小川町のお好み焼 ねぎ焼 十々。この味を守るには様々な工夫がある。今朝9時半、取材班がキャッチしたのは店から約2kmのスーパーから買い物袋を下げて出てきた渡邉さん。更に段ボール1箱分のキャベツを自転車に積み込む。自ら自転車で買い出しをするわけは経費の削減。お好み焼きやたこ焼き店など粉もん店の去年の倒産件数は28件で、コロナ禍だった2020年を超え過去最多を更新したことがわかった。東京商工リサーチによると、インバウンド需要が好調な一方、小麦や野菜などの食材、光熱費が高騰し人件費の上昇も重なり経営を圧迫したという。物価高に渡邉さんも危機感を覚えていた。経費削減のため空調も切ったままだという。仕込みを手伝いに来たのは渡邉さんの母親。これも人件費を節約するための工夫だった。人気メニューのエビ豚玉の材料をみると欠かせない具材の数々が軒並み高騰している。ランチ営業が終わると渡邉さんはまた自転車に乗り2駅分離れた安い青果店まで買い出しに。
住所: 東京都千代田区神田小川町3-10-15
