福岡市のダイキョーバリュー弥永店は開店前から行列ができ、午前9時のオープンと同時に客が流れ込む大盛況。お弁当・お惣菜大賞を11年連続＆全国最多13品で受賞した日本一お惣菜が美味しいスーパーで九州のみ展開のローカルスーパーながら全国から客が殺到する。優秀賞を受賞した「五島をまるかぶりバインミー」（486円）、入選した「おしゃれなおはぎ（抹茶の水羊羹包み）」（324円）、入選した「雑穀米で食べるニボチャウダー」（519円）など個性的な惣菜を常時100種類以上取り揃える。惣菜部長の梶原正子さんは元スナックのママ。自分のスナックに客を呼ぶためにパートとして働き始めたが、その才能を買われ200種類以上の惣菜を生み出した。弥永店の惣菜人気ベスト3を発表した。第3位は和牛味噌で食べるローストキャベツ（951円）。福岡県産のキャベツを半玉使い、オリーブオイルをかけてじっくりローストすることで甘みが増す。九州産の牛ロースを炒め、福岡県八女市の田舎みそで作った特製ダレで味付けしてキャベツにどっさり乗せ、白髪ねぎをトッピングする。第2位は「逆さにして砕いて混ぜる！？博多長浜あんかけチャーハン」（627円）。その名の通り容器を逆さにして春巻きの皮を砕いて食べる。梶原さんがラーメン店に行った際にラーメン・チャーハン・ギョーザの全部を食べたかったが、恥ずかしくてラーメンしか注文できなかった経験を生かし、女性でも全部食べられるように開発したという。第1位は「麻薬たまごの危険なおにぎり」（324円）。かぶりつくと、とろっとろの半熟たまごが飛び出して服が汚れてしまうので気をつけて食べる必要がある。今年のお弁当・お惣菜大賞で最優秀賞を受賞した。多い日には200個売れる。梶原さんは相葉くんの大ファンだという。