子フクロウの巣箱での生活に密着。6日目には、首がすわって自分の足で立てるまでに成長したほか、目を開けてまわりを見渡せるようになった。7日目、羽根が生え始めて自分で羽ばたけるように。スタジオからは、ヒナのためのエサは巣箱の中に保存されており、オスが運びに来る量が多いとメスが狩りに出掛けなくても備蓄しながら生活できると紹介した。
「かがくの里」で産卵しヒナをかえしたフクロウの親子の生活に密着。ヒナが成長すると母鳥が自らエサをとりに出かける頻度が増え、マイクからはヒナの鳴き声も観察された。食事も親がちぎって与えず自分で食べられるようになっていた。2週間を過ぎるとヒナの羽毛が生え変わり、母鳥が抱き合って眠らずに済むようになった。3週間を過ぎるとヒナが羽根を広げ、巣箱の外に出ようとする行動がみられた。母鳥がエサを運んで来る回数が減り始め、専門家は巣の中から出てくるよう促す行為とみられると述べた。