次に里でとれた野菜の定食が登場。栗おこわはもち米と里の山でとれた栗を使用している。10月初旬に栗拾いし、栗おこわを作った。最初に水を吸わせる。うるち米がアミロースとアミロペクチンという2種類のデンプンでできているがもち米はアミロペクチンがほぼ100%。アミロペクチンは枝分かれの構造をしていて、水分を抱き込むために吸水率が高くなり、加熱によって強い粘りが出るために蒸すとモチモチとした食感に。栗は5分ほど下茹でし皮を剥いていく。もち米は水を切って蒸し器にいれ、栗を入れて蒸していく。ここで振り水という、水につけただでは足りない水分を上からかけていく。布を持ち上げて、栗が崩れない程度に混ぜて30分。こうして栗おこわは完成。味噌汁はナスとネギの入ったもの。天ぷらはパプリカ、ナス、カボチャ、サツマイモ、エゴマと、里でとれたもの。他にも焼きネギ、ナスとパプリカのピリ辛炒めも。そこに使う唐辛子も里でとれたもの。隈研吾と所ジョージは美味しいと味を絶賛した。
住所: 茨城県常陸太田市