JR宇和島駅の案内表示板にはカッパが。JR予土線を走る列車かっぱうようよ号にちなんだ表示。制作したのは入社7年目の住友千悟さんで、営業係として宇和島駅に勤務している。住友さんは1文字あたり256あるドットを一つ一つ塗って組み合わせることで昔のテレビゲームのような文字や絵を作っている。2021年12月、愛媛県を走る人気の観光列車の車両を沿線の風景とともにドット絵で表現、車内でドット絵職人として重宝されている。これまでに手掛けた作品は30点以上に上り記念日などに合わせ様々な作品を制作してきたが、あくまでもさりげなくひそかに乗客を楽しませることに情熱を注いでいる。特に鉄道ファンの人気を集めたのが、予讃線の特急列車が走り抜ける様子を描いた作品で政策には約15時間かかったとのこと。住友さんが入社後に初めて勤務しおととし役目を終えた松山駅の2代目駅舎の作品は思い入れが強い。ドット絵は点の組み合わせだけで思い通りの絵や文字を描くのは簡単ではなく、住友さん以外の社員が挑戦したこともあったが上手くいかなかった。最新作は節分にちなんで豆まきをテーマにした作品。少しでも気になった点は細かく修正を加えていく。住友さんのドット絵職人としてのおもてなしはひっそりと続いている。
