埼玉・岩槻区の老舗人形店で今一番人気なのは着物・髪型・メイクが現代風のひな人形。今では現代風の売り上げが全体の半分を占めるようになったという。さらに客の要望から生まれたのは男びな同士や女びな同士のひな人形。ニーズが多様化しても子どもの健やかな成長を願いたいという思いは変わらないという。去年、ひな祭りをお祝いするという人を対象に行ったアンケートでひな人形を飾ると回答した人は6割ほど。飾らない理由として一番多かったのは出し入れが面倒という意見で3割以上に上った。こうしたニーズを受けて今人気なのは組み木のひな人形。パズルのように組み合わせてコンパクトに収納できる。40年前から売られるロングセラーだが再注目されている。片づけ方も学べるという。ひな人形を寄贈し多くの人に楽しでもらおうという動きも広がっている。千葉・勝浦市で毎年開かれている「かつうらビッグひな祭り」では街中にひな人形が展示され今年は約2万5000体が飾られた。
