「サンドイッチ」と呼ばれる起源は18世紀の英国。サンドイッチ伯爵がカードゲーム中に食べたことからと言われている。日本では明治時代にパンが広まり、大正4年の料理雑誌「料理の友」にはたまごサンドのレシピも。戦後新鮮な卵が比較的安価だったこととマヨネーズの普及により喫茶店などへ広まった。日本独自のサンドイッチもさまざま生まれる。カツサンドの発祥といわれる東京・御徒町の老舗とんかつ店・井泉。約90年前、初代女将・石坂登喜子さんが考案。小さなサイズが食べやすく、当時上野界隈の芸者さんの間で評判だった。「かつサンド」を紹介。最近人気のフルーツサンド、日本橋にある千疋屋総本店が明治元年には果物食堂で出していた。「フルーツサンドイッチ」を紹介。