香川県民の麦への執着について。うどん県とされる香川県には全国各地から客が訪れる。そのキッカケになったのが麺通団とされるさぬきうどんを食べ歩くエッセイ本「おそるべきさぬきうどん」。本の著書の田尾さん。訪れたのは1980年創業のうどん専門店。定番はかけうどん。田原さんが注文したのは冷たいダシに冷たい麺をあわせたひやひや。麺はねじれて縮れてエッジが立っている。麺は打ち立て、切りたて。初代店主の山内さんはもとは瓦職で、店は元々瓦の工場だった。40歳の頃に瓦が売れなくなりうどんの製麺所を恥始めた。田尾さんはこうした製麺所で出すスタイルが県内にたくさんあることに気づいた。近所の人が立ち寄る店だからこそルールは様々で、他の店では客が麺を茹でてから食べる。さらにお好みのトッピングを入れて食べる店が多いという。どうして香川県でうどんの文化が根付いたのか。製粉会社代表の吉原さんは讃岐うどんを研究している。うどんは農民の生活は明治、大正時代に至ってもかなり貧窮極まる生活で、コメがとれにくいところでは小麦でいくしかなかったという。すくない水の中でも育つ小麦を栽培していることで、うどんが普及した。
