「警察官やパイロットの帽子の上が出っ張っているのは天使の輪をのせたかったから」について、服飾史研究家の辻元さんが解説。警察官やパイロット、自衛官、駅員が被っているのは「官帽」という。官帽の元となったのはルネサンス時代にヨーロッパの聖職者が被っていた帽子。聖職者の帽子にも出っ張りがあり、天使の輪をのせたかったためにこの形となった。聖職者にとって天使の輪は特別。天使の輪は「光輪」といい、天国の聖なる存在を一目で区別するために描かれるようになった。
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