松戸駅で家について行っていい人を探す。声をかけたのは新宿で友達と飲んで帰ってきたという男性で取材交渉をするとOKが出た。許可してくれたのは佐藤耐喜さん、きょうは8杯くらい飲んでいるや家には妻や子供がいて、去年結婚したばかりであるや妻とは17歳差で25歳だという。奥様には取材についてLINEで報告し理解ある感じの返信がされていた。
佐藤さんの自宅を訪問。自宅は家賃64000円の2DK。午前1時15分の訪問だったがちょうど子供の夢愛ちゃんが起きたため奥様のせいらさんも起きていたという。年の差17歳で困ったことがあるかと聞くと子供が居ないときは援助交際疑惑で職質されたこともあるという。部屋にはピラミッド状にペットボトルが積み重なっていて、耐喜さんの実家が徒歩5分のところにあり家では井戸水が出るので1週間に1回位ペットボトルでもらってくるという。また、子供のためにディズニーの英会話システムがあり65万円したという。耐喜さんは臨床検査技師をしていてせいらさんは専業主婦でその前は大学生。せいらさんは大学生の時にアイドルをやりたくて地下アイドルのセンターをしていて、耐喜さんはそのお客さんだったという。耐喜さんはグループの曲が好きなジャンルでその中でせいらさんは一生懸命で可愛いと思っていたという。せいらさんは小さい頃から踊りや歌が好きでさらに楽しくて現実逃避が出来たという。大学は専修大学の商学部で当時現実があまり面白くなかったという。
がむしゃらフレーバーは3年前に意見の食い違いをきっかけに解散したという。出会いは大塚ハーツプラスというライブハウスで何組か出るグループの1組で物販でそこで何度か話して知り合ったという。その後毎回来るようになった耐喜さんにせいらさんは自分のファンとは仲良くしてたいと思い、仲良い人たちに卒業の時に連絡先を教えた。その後初デートは磯丸水産だった。耐喜さんと一緒にいて居心地が良かったのが一番だったと話す。アイドル生活については親に反対されていて隠してやっていたため家出したような感じでさらに結婚も反対されていて挨拶にも行っていない状態で母親とは連絡とっているが父とは2年以上顔を合わせていないという。父とは仲直りをしたいや「新婚さんいらっしゃい」に出たいなど話した。
あれから約4年半、佐藤さんの家を訪問。自宅は引っ越ししていて2年前に新築一軒家を購入。4年半前は0歳だった夢愛ちゃんも大きくなり好きなものを聞くと「おっとっと」と話した。家には夢愛ちゃんの落書きが大量にあり自由にやらせているという。幸せそうな佐藤さん達だが、せいらさんにがんが見つかったという。がんは前回取材を受けた回の放送直後くらいで足の付根にシコリがあると相談され悪性リンパ腫のステージ4と判明。抗がん剤投与し髪の毛など全て抜け、ちょっとなにかやるだけでしんどい状態だったという。そして病気をきっかけに顔を合わせていなかった父に生命保険に入ってないかと弟伝いで聞くと連絡が来るようになったという。現在はお祖父ちゃんっぽいことをしてくれているという。現在悪性リンパ腫は経過観察で半年に1回診察をしているという。4年半後に佐藤さんの家を訪ねたらポジティブに困難を乗り越え絶縁状態のちちと和解していた。