過去最多となる9人が立候補している自民党総裁選は、きょう午後1時過ぎから自民党本部で投開票が行われる。議員票についてFNNの取材では小泉氏が60人前後でトップに、続いて石破氏と高市氏が40人前後と、3氏の激しい争いとなっていることが分かった。上位2人による決戦投票を見据え、まとまった票を動かせる重鎮詣での動きが活発化している。昨日、石破氏は二階元幹事長、菅前総理大臣、さらに麻生副総裁と面会。小泉氏はきのう午後、総理官邸を訪れ、岸田総理大臣と面会した。一方、高市氏は宿舎にこもり議員票の上積みに向けて他の陣営に接触。上川陣営の議員は高市陣営から「どうしても2位に入りたいから頼みます」と連絡が来たと明かした。新総裁は夕方までに選出される見通し。