- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
国会では石破首相と野党党首による党首討論が行われた。立憲民主党の野田代表が「物価高対策やガソリン税の暫定税率の廃止など課題の解決を先送りしている」として厳しく批判したのに対し、石破首相は「備蓄米放出やガソリン補助など対策に全力で取り組んでおり指摘はあたらない」と反論した。
一方、野党7党はガソリン税の暫定税率を廃止するための法案を共同で国会に提出した。そして終盤国会の焦点となっている内閣不信任決議案。立憲民主党・野田代表は「従来から言っているとおり適時・適切に判断する」と述べた。
党首討論は夏の参議院選挙を意識した論戦となった。野党側としては今回の討論を通じて存在感を示す狙いもあったと思われる。今後の焦点は立憲民主党が内閣不信任決議案を提出するかどうか。野党が結束すれば決議案は可決され、石破首相は内閣総辞職か衆議院解散かの選択を迫られる。立憲民主党内では提出を求める意見がある一方、関税交渉が続く中、国益を考えて見送るべきという指摘も根強い。
備蓄米の販売が進む中で、都内の家電量販店にはお米をおいしく炊きたいというニーズが寄せられている。店では新たなコーナーを設置、2万円台~5万円台の炊飯器が並べられ、高火力や高圧力の機能によって保管期間の長いコメも上手に炊くことができると紹介している。
きょうから令和3年産の備蓄米約12万トンの申請受け付けが始まった。申請できるのは中小の小売業者の他、大手小売業者や精米設備があるコメの販売店で、消費者に対し8月までに販売することが条件。小泉農相は「午後2時時点で71事業者から約4万トンの申請があった」と明らかにした。農林水産省は令和3年産の申請が予定量に達したあと、令和2年産の10万トンを放出することにしている。随意契約の備蓄米はきのうまでに36都道府県で販売されていて、今回の追加放出で広く安定的に行き渡らせることができるかが焦点となる。一方、小泉農相は秋田県の鈴木知事と面会、コメ値下がりに向けた備蓄米放出に理解を求めた上で、農家が安心してコメ作りを続けていけるよう支援する考えを示した。
東京・墨田区の賛育会病院は今年3月末から親が育てられない子どもを匿名で預かる“赤ちゃんポスト”を「ベビーバスケット」と名付け運用を始めた。これまでに生後間もない赤ちゃんが預けられたり、親が預ける目的で病院を訪問したケースが数件あったという。いずれも孤立出産だったという。赤ちゃんを預けにきたものの、病院との相談を通じて育てると決めた女性もいる。女性は交際相手との子どもを妊娠、いったんは中絶を決めたが踏み切れず、相手や家族に明かせないまま自宅で1人で出産したという。女性は産後の貧血で入院し、その間病院スタッフからかけられた言葉をきっかけに両親に打ち明け、自身の手で育てていくことを決めた。 こうした孤立出産は母親にも大きなリスクを伴うと病院は指摘している。賛育会病院は身元を明かさない内密出産も始めていて、これまでに数件実施されたという。
日本学術会議を国から独立した法人とするための法律が参議院本会議で可決・成立した。国から独立した法人としての学術会議は、法律に基づき来年10月に発足する。
気象情報を伝えた。けさ、台風1号が発生した。
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糸井キャスターは「梅雨の晴れ間、特に外にいる時間が長い方、こまめに喉を潤してください」と呼びかけた。